やっぱ言葉つかってなにかすることしかできないな
でも熱とか風とか白とか時とか風とか雨とか
自分の言葉でしかかけないな
それがちょっとくやしいな
誰かのためにもかけないな
とたんに嘘しかなくなるよな
誰かのせいじゃなくて
誰のせいでもなくて
僕のせいだって自覚して
制約だらけのうざったい言葉だけで
特に意味も無いのだけれど
ひとりよがりなのだけれど
それは何も生み出せない僕のたったひとつのていこうとして
何か焦げ臭いな
タバコ!!!カーペット燃えた!!
アクエリアスで消火
やっぱ火はいいな
揺れる火は命だな近づくほどに僕の身を焦がすその熱は命そのものだなそれでも近づかずにいられない羽虫を僕は笑えないや
その熱は形も無いのに影ができててそれはあらゆる言葉を並べるよりも明確な存在証明なんだろうな
だから白は怖いな強すぎる光は全てを照らし出して焼け付いて影も消し去ってなにもなくなってくからな
風のつよく吹く日は僕は僕と出会うんだあらゆる空気振動は断ち切られて世界には僕と僕しかいなくなってしまってゆっくりと対話を繰り返しながらその熱を失っていくんだな
そうやって時間は残酷に一方的になす術もなく僕を損なっていくんだな僕は失われていくんだな僕にどんな意味があったとして君にどんな意味があったとしても圧倒的に無感動にそれは損なわれていくんだな
ならば僕の最大の罪も消し去ってくれないかな
そしてやがて全てを失って地に落ちて汚くなった僕の肢体を灰色の雨が打って血が流れ出し霧散して朝にそのままの色で雲になっていく
形を変えていく雲は何を思って何かになろうともがくのだろうかそれともそれは望まない変化の強制なのだろうかそうやって世界の端から端まで行く苦しみに僕は耐えられるだろうかまたは僕は雨になれるのだろうかいつか君が汚く罵られその羽が朽ちて地に落ちる夜には僕は雨となり君を濡らしたいから
そしてそのときに再び火を消してしまうという過ちを犯して僕はまた人となって生きていくことになるとしてもそんなひとりよがりな循環をくりかえしてやっと僕は君に会いに行く足を手に入れられることになるのだと思い始めてきたんだよ
温かい無機物がそうしたようにいつかこの熱に意味が生まれることを願い始めたんだよ