韓国MBC
2001/4/04~6/07 放送
全20話
はろはろ~!菜月です。
(❁´ ︶ `❁)✲゚
『ホテリアー』第19話+最終回(第20話)のあらすじと感想です。
彼はそこで、ラスベガスで偶然出会った女性ソン・ジニョンと、宿泊客とホテリエとして再会。やがて恋に落ちる。
※ネタバレ含みますので、
スクロールするか否かは
ご自身の判断で!
相関図
出典:BSフジ
第19話「別れを告げる時」あらすじ
朝。日課のランニングを終えたドンヒョク(演:ペ・ヨンジュン)は、制服姿のジニョン(演:ソン・ユナ)と束の間のひと時を過ごす。
「気分のいい朝に、こうして毎日あなたに会いたい」
ジニョンを熱いまなざしで見つめ、プロポーズともとれる言葉を放つドンヒョクに、ジニョンは気恥ずかしさから照れ笑いを見せる。
ドンヒョクは彼女の朝食の誘いをやんわりと断り、ホテルを守るためレオ(演:チェ・ヨンミン)と共に動き出す。
レオや部下のジョン(演:キム・ヨンヒ)らの前で書類にサインをするボクマン(演:ハン・ジンヒ)。
ドンヒョクとレオに騙されているとも知らずに。
その場で入金が確認され、外資のホテルチェーンに市価の2倍でソウルホテルの株が売れたと信じたボクマンは、満足気な顔を見せた。
ドンヒョクはヴィラにテジュンとジニョンを呼び寄せ、ホテルの債務が無くなったことを説明する。
ボクマンの目を欺き、自分がソウルホテルの株を買い占め筆頭株主となり経営権を取得したと。
ドンヒョクは約束を守ったとテジュンに告げると、テジュンは「ありがとう」と礼を言った。
ドンヒョクの泊るヴィラに鼻息を荒げボクマンが乗り込んで来る。
しかし部屋はすでにもぬけの殻。
ドンヒョクは先を見越してテジュンに部屋を変えてもらうよう頼んでいたのだった。
ジニョンはドンヒョクから、突き返したネックレスと、夕食に招待するとのメッセージを受け取る。
指定されたレストランで待つとドンヒョクが現れる。
全財産を投げうってまでジニョンが大切にするソウルホテルを守りきったドンヒョクは、彼女に指輪を見せプロポーズする。
ジニョンの返事はもちろんOK。
嬉し涙を流しながら左手を差し出すジニョンに、ドンヒョクもまた幸せそうに指輪を通す。
二人は抱き合い、喜びを噛みしめた。
水辺のテラスで語り合うドンヒョクとジニョン。
そこで彼女はドンヒョクのアメリカでの辛い過去を知る。
養父母に実の子のように育てられながらも、ある日を境に孤独に一人で生きてきたドンヒョク。不憫に思ったジニョンは、彼に寄り添い幸せになる権利があると笑顔を見せる。
ジニョンは戸惑うドンヒョクを誘い、平凡な恋人同士のようにプリクラを楽しんだ。
ドンヒョクは検察と協力して、ボクマンを逮捕するためおとり捜査に踏み込む。
ボクマンのいるゴルフ練習場に到着した彼は、ボクマンから暴行を受けそうになるが、すんでの所で駆け付けたユンヒ(演:ソン・ヘギョ)とテジュン(演:キム・スンウ)により難を逃れる。
口を滑らせ数々の不法行為の自白が決定的な証拠となったボクマンは、その場で待機していた捜査官にも内容を記録され、起訴されることとなった。
ホテルのバーのカウンター席で並んで座るドンヒョクとテジュン。
ドンヒョクはテジュンに助けてくれた礼を言う。
そして、ジニョンにプロポーズしたこと、検察との約束で1週間以内に出国すること、それにはジニョンも連れて行くと話した。
もしかして僕たちはいい友達になれるのではないかと...希望を抱くドンヒョクの言葉に、テジュンは複雑な表情を見せ、はぐらかし席を立った。
テジュンの部屋・総支配人室でテジュンに向け特別な辞表を書いていたユンヒ。
翌日留学先のラスベガスへと発つユンヒは、約束していた2人きりの夕食に彼を誘い、テジュンもまたそれに応じた。
上記画像全て 出典:「ホテリアー」より
ユ・チーフ(演:イ・ゲイン)ら同僚たちの計らいで、テラス席に席を設けられたユンヒとテジュン。
キャンドルが美しく灯るテーブルで、ご馳走を囲みワインで乾杯する二人。
テジュンはユンヒに服をプレゼント。
ユンヒは、先ほど書いていたテジュンへの手紙を手渡す。
私が発った後に読んで...空港には来ないで...電話もダメ...と条件を付けるユンヒ。
二人は笑顔で再び乾杯するのだった。
最終回(第20話)「僕のもとに来る日」あらすじ
ソウルホテルの一角で、テジュン(演:キム・スンウ)はジニョン(演:ソン・ユナ)との想い出を振り返り浸っていた。
何かに突き動かされたように、突如足早にジニョンの元へ行くテジュン。
イベント会場の後片付けを済ませていた彼女は、暗がりの中現れたテジュンに驚き笑顔を見せるが、真剣な眼差しで自分を見つめるテジュンに戸惑う。
ドンヒョクのヴィラを訪れたジニョンは偶然、社長のドンスク(演:ユン・ヨジョン)がテジュンらに付き添われ近くのヴィラに入るところを目にする。
そこで彼女は医師とテジュンとの会話でドンスクが末期ガンであることを知る。
ドンスクを訪ねたジニョンはドンスクからあるお願いをされる。
それは、自分が死んだら最後までソウルホテルを守ってほしい...とのことだった。
テジュンとジニョン2人がいれば安心して死ねる...遺言ともとれるドンスクの言葉に、ジニョンは涙目で頷いた。
ソウルホテルで来賓を迎えリニューアルオープンの式典が執り行われる。
テープカットを笑顔で担ったドンスクは、感慨深げにホテルを見渡す。
ドンスクは従業員らを集め従業員のために屋外でパーティーを開く。
そして、自身が持つホテルの株28%をすべて皆に分配すると発表した。
母ドンスクの病気を知った息子のヨンジェ(演:パク・ジョンチョル)は、力なくソファーに身を預けるドンスクの手を握り誓う。
もうがっかりさせない...今後は信頼される息子になるよ...と。
自分を労わろうとするヨンジェに、ドンスクは穏やかな笑顔を見せた。
パーティー会場にレオ(演:チェ・ヨンミン)と共に姿を見せたドンヒョク(演:ペ・ヨンジュン)は、ジニョンにニューヨーク行きの航空券を手渡す。
ヴィラまで並んで歩くドンヒョクとジニョン。
ドンヒョクが楽しそうに、ニューヨークで行きたい所は?と今後の話をする中、ジニョンが重い口を開く。
一緒に行けない...ごめんなさい...と。
渡米当日―――
ヴィラの外でジニョンを待つドンヒョク。
想いを寄せる彼女の姿は見えず、レオに促され肩を落とし空港へと向かった。
ドンヒョクのことが頭から離れず憂鬱な表情を見せるジニョン。
ビジネスセンターで休んでいた彼女は、パソコンの作業をしていた同僚にドンヒョクからEメールが届いていると教えられる。
慌てて駆け寄ると、ドンヒョクから何通ものメールが。
彼が父親に会った時のこと...二人で雨の中、彼の上着を傘代わりにして走ったこと...数々の想い出がよみがえる。
最後に届いたメールに想いが込み上げたジニョンは、接客中のヨンジェを捕まえ、彼の運転する車で空港へと向かう。
ドンヒョクとジニョン、二人の “会いたい” という願いは叶わず、ドンヒョクは韓国を飛び立った...
ドンスクは訪ねてきたボクマン(演:ハン・ジンヒ)にあるお願いをする。
自分が逝ったら長生きしてヨンジェとユンヒ(演:ソン・ヘギョ)を見守ってほしいと。
ボクマンは深いため息をつきながらも素直にそれを引き受けた。
ボクマンが去り、部屋に戻ってきた息子のヨンジェがドンスクに話しかける。
ドンスクは応えることなく、静かにその生涯を閉じた...
ソウルホテルは世界観光協会からベストホテルに選ばれ、社長のテジュンは総支配人のヒョンマン(演:ホ・ジュノ)に、授賞式が行われるラスベガスへ観光を兼ねて行ってほしいと話をする。
ヒョンマンは妻のスンジョン(演:チェ・ファジョン)が妊娠したからと話を断り、代わりにテジュンに行くよう勧める。
ユンヒからの手紙を受け取ったテジュンは、彼女の近況報告に穏やかな表情を見せる。
『ラスベガスは暑いので、いつか、もらったカーディガンを肩にかけ、あなたを空港まで迎えに行きたい...』
ユンヒの願いに、テジュンは手紙を手にしたまま窓の外に思いを馳せた。
1週間もドンヒョクから連絡がなく屋上でくすぶるジニョン。
テジュンは「俺がラスベガスに行ってる間、お前も休め」とジニョンを慰める。
休めるわけない...とふてくされる彼女に、テジュンは「VIPが到着するからお迎えしろ」と指示する。
愚痴が止まらないジニョンを、意味ありげな笑顔でなだめつつロビーへと連れ出すテジュン。
やがて見えてきた一人の男性の姿に、ジニョンは言葉を失いテジュンに目で訴える。
テジュンは返事の代わりに微笑み返し頷く。
会いたくてたまらなかった愛しい彼ドンヒョク。
「僕を待ってた?」
頷くジニョンに、チェックインを願い出るドンヒョク。
いつまでこちらに?...投げかけるジニョン。
「永遠に...永遠にあなたのそばにいます」
ドンヒョクの返事に、嬉しさで彼の首元に泣きながら飛びつくジニョン。
ドンヒョクもまたそんな彼女を受け止め笑顔を弾かせる。
二人は待ちわびた再会に酔いしれ、いつまでも抱きしめ合った。
上記画像全て 出典「ホテリアー」より
ラスベガス空港前。
ユンヒの前を一機の飛行機が通り過ぎる。
ユンヒはその飛行機をぼんやりと見つめ、やがて愛おしそうに微笑んだ...
fin.
感想*
いま観ても、むっちゃときめく~
全編通して良かったけど、特にラスト二組のカップルの演出が最高でした!
このドラマは私が韓流沼に飛び込むきっかけとなったドラマです。
日本テレビの「ドラマチック韓流」という関東のローカル枠で、2004年9月22日~10月28日にかけて、日本語吹き替え版「ホテリアー」が放送されたわけですが。
その放送当時、ちょうど「冬のソナタ」が大ブームを巻き起こしておりまして。
両ドラマに出演したペ・ヨンジュンが人気を博していましたね。
当時私は東方神起 (5人) は好きでしたが韓流ドラマには精通しておらず
ペ・ヨンジュン?興味ない。
...状態でした
それがそれが...ねぼけまなこで耳に流れてきた吹き替え版「ホテリアー」のドンヒョクの声にノックアウトされまして。
ペ・ヨンジュン違うやんw
あれは第10話のビジネスセンターで、ジニョンに電話を借りたドンヒョクが、電話の相手レオに怒鳴るシーンだったわ。
全20話なのに、中盤の第10話で沼に落ちるってどういうことだよ
低めでキリっとしたスマートでソフトなお声に導かれまして。ここ最近になって、吹き替え声優さんを記憶違いで覚えていたことに気づいたのも、それはそれでいい思い出
声優さんから「ホテリアー」のペ・ヨンジュン演じるシン・ドンヒョクに沼落ちしちゃったわけですが、結果、見逃した前半見たいからと大急ぎでDVD-BOX買って補完しちゃうとか、かなり熱の入れようでした。
演者のヨンジュン自身が「ドンヒョクのヘアスタイルを変えたい」とスタッフに要望したとかなんとかで、途中からヘアスタイルがどんどんカッコよくなっていったのにはビジュアル重視の私にとっては嬉しいかぎり。
2001年の作品ということで、ちょっと...いやだいぶ?古臭さもあり、日本の90年代のトレンディドラマを彷彿とさせる部分もあるけど、ときめき要素はいつの時代も同じようで。
ドンヒョクが一途に、そしてストレートにジニョンに愛をぶつけてくるところは、同じ女性として羨ましいな...と思いましたね。
男には厳しいけど、女性にはとことん優しいっていうのもポイント
それが第10話に表れていて。
爽やかで仕事ができて、女性に優しくて、スーツとメガネにサラサラヘアが超絶似合ってて。
こんな素敵な人に「好きです」と言われたらイチコロ...と毎回妄想を爆発させながら観てました
ジニョンを演じたソン・ユナ。
初めて見た時は特に気にも留めなかったけど、久しぶりに見返してみて、かなり甲高い声とわざとらしい演技に驚き。
今と違ってなんか新鮮
ユンヒを演じたソン・ヘギョ。
初見は「こんな美少女おるんか!!!」でした
今やすっかり大人の落ち着いた声になってしまったけど、この時の彼女、声も表情も初々しい。役柄のせいもあるけど「太陽の末裔」のようなキャピさもある。
でもやっぱり年齢のわりに大人びてるし落ち着いてるね。
脇を固める俳優陣も個性的で魅力的。
最近のドラマじゃみられなくなった、スーパーパワハラ発言をこれでもかと連発しまくるジニョンの先輩スンジョンがなんかウザイったらない
あれ?こんなにキンキンしゃべる奴だったか?と見返してみて気づいたし
ユンヒの父、悪役ボクマンも、暴力的なわりにはなんか抜けてるわ、娘には甘々デレデレだわで。
その部下のジョンも、マヌケすぎて、ボスがボスなら部下も部下だな...となんか憎めない二人でした。
そうそう!
日本語吹き替え版「ホテリアー」のエンディングテーマとして使用された曲。
本家の曲よりドラマをより一層ドラマチックに引き立てて、この曲を選んだスタッフさんにスタンディングオベーションばりな拍手を送りたいと思いました!
いま聴いても泣けるわ。
放送当時探しまくってゲットしたCD、まだ大切に保管してます
ノエギョテ(君のそばに)|ピョン・ジンソプ
日本語吹き替え版エンディングテーマ
↓ こちらも挿入歌+最終話のエンディングに流れた神曲!!!
アンデ・アンデ(ダメ・ダメ)|ピョン・ジンソプ
動画*
出典:MBC drama classic (EP.19 次回予告入りエンディング)
ラストシーン
ご存知の方も多いと思いますが知らない方のため~
実は日本語吹き替え版のエンディング及び挿入歌として使用されたピョン・ジンソプの曲は、「ガラスの華」で使われた曲でした