韓国SBSドラマ 「絶対彼氏。」
(原題:절대 그이)
2019/5/15~7/11 放送
全20話
出典:韓国SBSドラマ 「絶対彼氏。」 宣伝ポスター
ソ・ガンジュン主演 「キミはロボット」 で人型AIロボットにすっかりドハマリしたわたし。
ドラマ終了後、まもなくCSで放送されたのがこの 「絶対彼氏。」 でした。
日本版のリメイクに加え主演2人のビジュアルが、ぶっちゃけわたしの中でイマイチ(ごめんよ)
正直見るかどうしようか悩んだ挙句、結局見てしまったよという作品です(笑)
特殊メイクアップアーティストのオム・ダダは、人気俳優のマ・ワンジュンと7年間秘密の交際を続けていた。
ちょっとしたすれ違いから彼と別れたダダの前に、突如意味不明な言動を繰り返す謎の青年が現れて...
今回はそんなドラマ 「絶対彼氏。」 最終回のあらすじと感想です。
※ネタバレ含みますので、スクロールするか否かはご自分の判断で!
「絶対彼氏。」 公式相関図
最終回 (第20話) あらすじ
いつ機能が停止するかわからないヨング(演:ヨ・ジング)は、ダダ(演:ミナ)に何も告げず自ら去ろうとしたところ、ダダにプレゼントされたスニーカーが無いことに気づく。
そこへ部屋から出てきたダダが、泣きながらヨングの背中にスニーカーを投げつける。
出典:SBS 公式HP
ダダが気づいていると知ったヨングは 「別れよう」 と別れの言葉を口にする。
「いいわよ。行きなさいよ!」 と冷たく突き放すダダ。
ヨングが言葉を返すことなく背を向けると、「行かないで」 とダダはヨングの腕にしがみつく。
「ヨング、愛してるから行かないで! 行っちゃ嫌よ!」
悲鳴のように泣き叫ぶダダを、ヨングはたまらず強く抱きしめる。
涙を流しながら...
ボウォン(演:チェ・ソンウォン)を呼び寄せヨングに残された時間はあとどれくらいなのか訊くダダ。
ボウォンは、
「冷却剤が(目から)外に漏れ出すということは、内部組織の破壊が加速している証拠。正直いつ停まってもおかしくない状態」 だと話す。
そしてヨングが懸命にダダの為に動こうとしていることも付け加える。
それを聞いたダダはヨングと見つめ合い、指を絡ませ手を握り合うと、さらにその上から互いの手を重ね合わせるのだった。
二人きりになったヨングとボウォン。
ボウォンは 「幸福な王子」 のように悲しい結末ではなく、ハッピーエンドの本を読んであげればよかったと後悔する。
打ちひしがれているボウォンを気遣うようにヨングは、自分とダダは “末永く幸せに暮らしました” ハッピーエンドだと思っていてほしいと言うのだった。
ダダは仕事を休み、「気分転換をしよう」 とヨングを誘い二人で出かける。
並んで走ったり、芝の上で折り重なるように寝転んだり。ピクニック、子供たちとサッカーと普通の恋人同士のように一瞬一瞬を全力で楽しんだ。
水辺でカップルのウエディングフォトの撮影を目にした二人は写真館を訪れる。
ダダの支度を待つ間、壁に飾られた数々の写真を見ていたヨング。
その中で年を重ねた男女の写真を目にした途端、ヨングは切ない表情を浮かべてしまう。
上記画像全て 出典:SBS YouTube
カメラに目を向けながら 「愛してる」 と互いに言葉を交わし、二人は記念撮影をするのだった。
帰り道。バス停に到着すると、突如ヨングに異変が生じる。
心配し声をかけるダダだったが、そこへ降り出す雨。
ヨングはダダの為に傘を買いに行こうとするも、ヨングが雨に濡れたらいけないと代わりにダダが行くことに。
しばらくしてダダがヨングの元へ戻ると、ヨングは眠るようにベンチに腰かけたまま停止していた。
ヨングがもう二度と目覚めないと感じたダダは、そっと隣に寄り添い、零れ落ちる涙を拭うことなく甘えるようにヨングの肩に頬を寄せる。
ヨングの手にはダダがいつの日かあげたステッカーが。
ダダは 「愛してる。私の彼氏...」 と泣きながら別れを告げるのだった......
3年の月日が流れ、ダダは社長、ギュリは班長に。新人も入り充実した日々を送っていた。
ワンジュンには新しいマネージャーが就き、マネージャーだったヨウンはワンジュンの事務所の社長に就任しボウォンと夫婦になっていた。
ボウォンは “ロボットドクター” という会社を立ち上げ、ユジン(演:キム・ドフン)と共に電化製品を人に見たて修理を請け負っていた。
イニョク(演:クォン・ヒョンサン)はボウォンを訪ね、母を助けるためとはいえ裏切ってしまったことを謝罪する。
そんなイニョクに対し、ボウォンは 「3年もかかったのか」 とわざと毒を吐きつつも許すのだった。
「デートの約束があるの」 とドラマの撮影の打ち上げを断るダダ。
誰もいない家に寂しさを感じながら黙々と家事をこなすダダの元に、嘘を見抜いていたギュリ(演:チャ・ジョンウォン)がビールの入った袋を手にやってくる。
平気なフリをするダダが心配でいたギュリは 「我慢しないで。気持ちを抑えないで」 と訴えかける。
ギュリの優しさにダダは堪えていたものを抑えきれず、ヨングへの想いを泣きながら吐露する。
会いたくて会いたくてたまらないと。
彼との想い出が時間が経てば経つほど薄れていくことが辛いと...
そんなダダを温かなまなざしでギュリは受け止めるのだった。
ダダの家を訪ねたワンジュン(演:ホン・ジョンヒョン)。
ハリウッド映画に出ることになり、ダダに特殊メイクアップアーティストとして一緒に行かないかと誘うもダダは断る。
まずは韓国で認められたい、ワンジュンの力ではなく自身の力で輝きたいと。
ワンジュンが帰った後、長い間鍵をかけていたヨングの部屋へ入るダダ。
2人で最後に撮った写真の裏に、ヨングが書き残したメッセージがあるのに気づいたダダは声を震わせ号泣する。
“君との想い出は僕が覚えているよ
君は全部忘れてもいいから
この写真だけは持っていてくれる?”
翌朝、一緒に来て欲しいとボウォンに連れられクロノスヘブンへ向かったダダは信じられない光景を目にし言葉を失う。
そこには透明な壁に囲まれたブースの中で、今にも目を覚ましそうに横たわるヨングの姿が。
3年前、メルトダウンによる停止後廃棄処分されるはずだったヨング。
しかし彼が持つデータが、人工知能の特異なケースと認められ廃棄処分を免れていた。
ダダに今まで知らせなかったのは、完全に停止しているため再び彼女に辛い思いをさせてしまうのを恐れたから。
調査は終了し明日本社に回収されることになったヨング。
せめて最後だけは一目会わせてあげようと、ボウォンと上司のジソク(演:コン・ジョンファン)はダダを呼ぶことにしたのだった。
ブースの中でヨングと二人きりになったダダは、泣きながら最後の別れを告げ、ヨングにそっとキスを落とす。
ゆっくりと彼に背を向け歩き出すダダ。
ジソクたちにお礼を言い去ろうとしたダダだったが、ヨングの姿が再び目に入ると名残惜しそうに立ち止まってしまう。
彼女を気遣いそっと出ていくボウォンとジソク。
ダダは穏やかな笑みを浮かべ、ヨングに向け何度も頷くとようやくその場を後にした。
人の気配が消え静まり返る室内。
なにかに反応するかのようにヨングの指がピクリと一瞬動くのだった...
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季節は移り行き雪が降り始める。
いつもと変わらない日常を過ごす日々。
そんなダダの前に、一人の男性が現れ傘を差しだす。
ダダは男性を見上げ驚く。
上記画像全て 出典:SBSサイト
やがて愛おしそうに...嬉しそうに...目を細め彼に笑顔を見せるのだった...
fin.
感想
冒頭にも書いたけど、観始めた最初のうちは主演2人のビジュアルが個人的に好みじゃないのもあって、中々ストーリーにのめり込むことができませんでした(笑)
でも回を重ねるうち、ダダを演じるミナちゃんの素朴な雰囲気がストーリーを身近に感じさせてくれて、ヨングを演じたジングくんのヘアスタイルが少しずつ前髪厚めの可愛らしいマッシュヘアに変化したのもあって、わたしの中で段々馴染んでいくのを感じました。
わたしのお気に入りシーンは何と言っても、ダダのお父さんの命日にスーツを着たヨングとダダが寄り添い合うシーンですね♡
そうそう!この時のヨングがめちゃめちゃ可愛くって♡
何度もリピしまくったのは言うまでもありません!!!
彼の笑った時の口角の上げ具合がとっても綺麗でして。
好きなのよ。この笑い方♡
(*´∀`*)
何が起きてもダダに一途なヨング。
こんな彼がいてくれたら、たとえ年を取らないAIロボットだとしてもわたしは彼に恋をしたいな~とリアルに思いました。
この作品、韓国放送時には視聴率が良くなく4話分カットされたらしいですよね。
確かに中盤あたりまでは中だるみしそうな部分が多かったけど、最終回は涙無しには見れませんでした。
ダダがヨングと離れたくなくて引き裂くように泣き叫ぶシーン。
動かなくなったヨングとバス停で寄り添い別れを告げるシーン。
ヨングからの秘密のメッセージを見つけてダダが涙をこぼすシーン。
ヨングに会いたくて会いたくてたまらないダダが、ギュリに気持ちを打ち明けるシーン。
そしてラスト。
ダダが目の前に現れた男性に笑顔を向けるシーン。
これはほんとにじわ~っときたよね。
リナ・パークが歌うテーマソング 「Like a starlight(星のように)」 がバックに流れる中、復活したヨングと再会できたダダ...でいいよね?
わたしはそう思ってる。
だってその方が幸せでしょ?
(❁´ ︶ `❁)✲゚
出典:SBS YouTube
「絶対彼氏。」 予告編
出典:アジアドラマチックTV
Like a starlight(星のように)|リナ・パーク
↓ 出典:1theK
↓ 『最終回、ダダに傘を差しだしたのは?「絶対彼氏。」』 もよろしければご覧ください♡