寓鱈
彼との甘く短い同棲生活は予定通りに儚く散った。
ぐうたら生活に戻るのは容易くて、
独りになって日に日に堕ちていった。
毎日こたつに入り浸り、惰眠堕食。
食への欲求は徐々に自制出来るようになったが、
睡魔に打ち勝つ事は出来ず、眠くなればどんな体勢でも寝た。
遂には首が回らなくなり、慌てて整体に駆け込んだ。
夏頃に行った整体に行って、
次回から安くなる、との事だったのに、
また、次回から安くなります、との事w
案の定ぼったくられたのだけれど、
腰迄マッサージしてもらって腰砕け。
漸く息を吹き返した感。
予告もなしにガスが止められて仕舞い、
美容院へ行く事を躊躇する。
だってガス代払ったら...
美容院も、歯医者も、手帳も...
こんなに金ないのに
北海道へ行っても良いのだろうか、
一抹の不安