trip*trap -160ページ目

あたし頭が悪いから


昨日の失態には流石に涙が出そうになった

やっと仕事を始められるかもしれない、そんな矢先で、

過去に何度もした失敗をまた繰り返してしまった


如何だけ酷い顔をしていたんだろう

 哭くなって、

焦った口調で云うあなた

 俺には一つも迷惑掛けてないから、

 お前がちょっと疲れただけだから

解ってる、解ってる、でも、、、

徐々に熱を帯びる目頭が止められなかった

よろよろしながら部屋を飛び出した


あなたが追って来てくれるんじゃないかなんて

ちょっとだけ期待していたけれど、

そんな気配もないので、

  元気出たぉ!って

めいっぱいの空元気で部屋へ戻る


 一昨日買って来たチーズケーキがね、

 昨日が賞味期限だったんだけど食べてくれる?

  うん、食べゅ

あたしのご機嫌が取れて

ちょっとほっとした様子のあなた

其れを見てだいぶ安心したあたし


 そういえばさ、

  うん?

 明日来ないって、メールで、なんで?

怪訝な顔で聞くあなた

 明日面接でもあるの?

  ん、、、ないぉ

 じゃぁなんでっ??

ちょっとムキになってる

  毎日入り浸ってるし、なんか

  悪いかなぁって想って

 そんなことないから!

 大丈夫だから!

  じゃ、明日も来りゅ

 其の代わりちゃんと起こしてね

  うん!


あなたが嗤う

あたしも嗤う


こんな日々がずっと続けば善いのに

そんな訳ない、

そんな事或る筈も無くて、

許される訳も無いのに、あたしは

ビールとプリンを口ずさんで

時間がゆっくりと進む事を祈ってる