波藻
押し寄せる波に付いて行けない
あなたの言葉を
頑に否定したあたし
何一つとして
客観視出来ていなかった
現実を直視して
先の見えない
決まりきった未来に
戸惑いを覚える
押し寄せる波に身を委ねられたら
どんなに楽だろうと
其れを試みるのだけれど
結局は惰性に逃げて仕舞う
一次の快楽に溺れた末
遺るのは醜い躯
新しい仕事場で
何も云われないわけが無いと
今更気付いて悔いる
遺った線、浮腫、黒い点
表面に遺る全てが忌々しい
きっと10時間くらい経ったら
あなたからメールが来る
今日も逢いたくない
逢いたくないよ