そして次の月昼勤の週、子供達と一日を過ごし後は寝るだけという気が緩んだ瞬間に妻から『今日排卵日なのでよろしく。』と告げられた。妻を抱けることには喜びを感じたが相手の意思とはギャップがあることは知っていたので複雑な気持ちだった。下の部屋でテレビを見ながら妻からのGOサインを待っていたら小一時間後お呼びがかかった。相変わらずの下だけ脱いでの行為は馬鹿にされているのではという雑念も湧いてきた。雑念を振り払い全うした直後妻から『ヤル場所は決まっているのだから、そこで待っていて。別の部屋で待たれたら私から誘っているみたいで嫌。』と言われた。男として夫として父親として責務を果たそうとしているのにその土俵にすら上がっていないことを確認した。そしてこの月も懐妊には至らなかった。