愛の結晶を宿す妻に対して、愛と尊敬と畏怖の感情が芽生えてしまい対等な関係が崩れだした。しかし私は全く気付いておらず彼女が求めることは全て叶えようとやたらと張り切っていた。事実20年以上経った今でもNOと言ったことは無いです。やがて悪阻が始まり悲しいことに私が居ると非道くなるようでした。そして『妻は私の存在を拒絶しているのでは?』と疑い出しました。私はブラック企業勤務とは以前書きましたが、機械を扱っており油臭い存在でした。ある日深夜に帰宅するとわざわざ出迎えてくれ目の前でトイレに飛び込み、『その臭いが本当に無理 。私が寝るまで帰ってこないで!』と言われ唯一 営業していたすき家で食事をしながら妻からの帰宅許可を待ちました。妻のために許可が下りるまで帰らないという日々が始まった。不規則が加速し普通なら身体に異常をきたすはずだったが、妻と子供の存在のおかげで変なものが分泌され乗り切った。しかし妻の要求を満たすことが父親になるための試練だと勝手に張り切っていた。