一昨日のお昼過ぎにテレビ朝日で放送していたサスペンスを、録画していたので見た。
土地家屋調査士という、土地の境界線を決める人が主役のお話。
初めて見たけど面白かった。シリーズはあるのかな。
事件の全ての発端は、ある2つの土地の境界線を巡った諍いにあります。その問題を解決すべく、片方の家庭に依頼された主人公が、境界線を決めようと奮闘しながら事件を解決していく…という感じです。
いやー、土地の境界線なんてどうでも良いじゃないかと思ったら、結構重要なんですね。
絶対殺されるだろうなぁーと思ってた不動産のおっさんが殺されたのは笑った。
あと、『古畑任三郎』に出てた今泉君が出てたのも良かった。結構老けたなぁ。
江木という見るからに下心がありそうな男の演技も良かったです。ちょっと頭の螺子が外れちゃったかのように、興奮すると手足をばたつかせるのが良い。上手い具合に変態っぽさ・醜悪さを醸し出している。
主人公を襲おうとしたのを阻まれた際も、駄々っ子の様に暴れ、腹に包丁が刺さった時も、痛がる素振りを見せる前に「ま、マジかよ~」と悔しそうに死亡。名演技です。
最後の方で、実は両家の境界線に関する諍いは、両家の主が共謀して仕組んだ芝居だと発覚。
そして、江木を殺した犯人も泣きながら自白。
その時の犯人の台詞が…上手いこと言ったみたいな感じで笑ってしまった…
「私は親父との間に境界線を引いてしまった…」
誰が上手いこと言えとwww
絶対これを言った犯人は、内心どや顔していたに違いない。
「どや顔サミット」にも出てるしww
あ、犯人言っちゃった(ノ゚ο゚)ノ
エンディングで、主人公に良い様に扱われている部下も良い。
ああいうベテランっぽい中年の主人公に雑に扱われる相棒・部下って良いですよね。