MAGICO第44話。
インターハイ準決勝、撫子高校vs尾張国際高校のダークホース対決。
冒頭から敵のキーパー・マルコの持つ特殊能力の名前が明かされます。
マルコの力は、どんなシュートも無効化してしまう「マジーア・マオン(魔法の手)」。
その後も本当に全てのシュートを止めちゃいます。
”ガット・ハーボ90-”…”ガット・ハーボ90+”があるんだから、-もあるかな…と思ったら本当に出て来ました(ノ゚ο゚)ノ
しかしマルコは常人離れした動きでこれを止めます。
そして…マルコから矢神にボールが渡った後の、流れるような勢いのある展開。このシーン好きだなぁ
蔵希のために必死でボールを繫ぐ撫子イレブンのプレーが素敵なんです。特に片倉です。久しぶりに元U-15日本代表らしいプレーが見られました(笑)
決死のプレーで蔵希にボールを繫ぎ、消えるシュートでマルコの意表を突こうとするも…これも止められてしまう
此処で「マジーア・マオン(魔法の手)」の種明かし。その仕組みは、マルコの常人離れした動体視力でボールの動きを捉え、加えて全身バネのような身体能力を組み合わせてボールを奪う…というもの。
あれ?動体視力に優れた選手といえば、一回戦で戦った杜都の三井も似たような能力を持ってましたが…マルコのそれは更に上の能力なんでしょうね。
そのあとは尾張国際の司令塔・矢神の時間が始まります。
的確な指示と高いボールコントロール能力で松井にボールを繫ぐ。そして松井、DFを突破してゴール前へ。
…と此処でカトパンが決死のディフェンス。やっぱりキャプテン、頼りになります(^∇^)
今度は反対側の松井が攻撃を仕掛けます。これを防ぎきれないダッキー…青葉第一戦で市川に良い様にやられていた辺り、ダッキーのディフェンス能力は撫子の中でも結構低めなのかも(・・;)
ここで松井からのクロス…それに合わせて飛び込んだのは、司令塔の矢神…かと思いきや、真のターゲットは松井!
辛うじて止めましたが、読んでるこっちもヒヤリとさせられる見事なプレー。やはり今までの対戦相手とは違いますね
で。ここからが見どころ。
片倉のパスを受けた後の、マジコ4連発。うち3つは既出の技ですが、描き方の違いのせいで物凄く迫力があります。最後の1発は初登場のマジコ・”アンジオ・アルコ(大天使の弓)”…初出なのに止められてしまうのが悲しい(ノ_-。)
決まれ~!!と祈りながら読んだんですがね。やっぱりそう簡単には行きませんでした。
…が、片手で十分と豪語したマルコに両手を使わせるところまで持っていきました。もしかして連続でマジコ使えば案外いけるんじゃ?
みんなイケイケ!な撫子イレブンですが、そのことが尾張のナイトホークこと松井兄弟の敵対心を更に煽ることとなり…といったところで今月は終了。
こりゃ次回で尾張が一点取るな
今月はとても読み応えがありました。何より魅せるシーンが沢山あったし、松井兄弟が攻め込んできた場面は本当にヒヤヒヤしたし…いつもより勢いがあって迫力がある描写が多かったですね。
あと。片倉が足を痛めたっぽいですがこれは退場フラグでしょうか?
もし片倉が交代したら…ヨッシーが試合に出ることになるのだが。ポジションは同じサイドバックだったし、元々片倉が入ったことでヨッシーがベンチに下がった訳ですから、ヨッシーにも見せ場を作るなら丁度良い機会ですが…