これは外は嵐のような風と雨の日の物語。

朝6時、まだ惰眠をむさぼるそんな朝。

どこからか「ピンポーン」というインターホンの音が聞こえます。

かなり連続した「ピンポーン」という音。

どこか別の家の音が聞こえていると思いましたが、

どうやらうちのようです。


寝ぼけながら、インターホンへ。

受話器を取り、「はい」と返事をして見ました。

無言です。外の凄まじい風の音が聞こえます。

インターホンを切ってみました。

すぐにまた「ピンポーン」と音がします。

受話器を取り、「もしもーし」と返事をします。

まだまだ凄まじい風の音が聞こえます。

無言です。インターホンを切ります。

インターホンを切った瞬間に、すぐにまた鳴ります。

眠気が覚めました。


インターホンの表示を見ると、

訪問者は玄関の前まで来ていることがわかりました。

おそるおそるドアスコープから覗いて見ました。

誰もいない・・・。

それでも「ピンポーン」と音がします。


風が吹きすさぶ中、

思いきって、ドアチェーンをして開けてみました。

誰もいない・・・。

「ピンポーン」と音がします。


覚悟を決めました。

こんな早朝からインターホンをしつこく鳴らすのは誰かを

つきとめなくてはならない。


風が吹きすさぶ戸外へ、ドアを思い切りあけます。

そこにいた訪問者は・・・。




ガスメーターボックスの扉でした・・・orz

嵐のような風で、ガスメータボックスの扉が開き、

インターホンのボタンを連打していたようです。


扉を閉めて、部屋に戻ろうとしましたが、

風のせいで扉が壊れ、扉が閉まらない。


早朝からの苦難は続く・・・