Text Fieldを設置して、文字を入力し、入力した文字同士の計算結果を表示させます。
簡単な計算式が出来るようになれば、組み合わせ次第で色々なアプリが作れるはずです。
【Main Story Boardに各種パーツを設置する】
まず、view controllerにText Fieldを2つ設置。
次に結果を表示させたい部分にラベルを設置。
今回はデフォルトで=を表示させておきます。
次に、計算結果を表示させるためのボタンを設置します(Round Rect Button)
【ヘッダーファイルにパーツを紐付ける】
次に、.hファイルを右画面に表示し、計算式に使いたい部分のText Fieldとボタン、ラベルを右クリックでセグウェイでつないでいきます。
その際の入力は下記のようにします。
①TextField1(入力欄1)
Connection:Outlet
Name:input1 ←ここはこのTextFieldを認識するための任意の名前を付ける。
Type:UItextField
Strage:Weak
②TextField2(入力欄2)
Connection:Outlet
Name:input2
Type:UItextField
Strage:Weak
③Label(結果を表示するラベル)
Connection:Outlet
Name:outputLabel
Type:UILabel
Strage:Weak
④Round Rect Button(実行するボタン)
Connection:Action
Name:CalButton
Type:UIButton
Event:Touch Up Inside
Argument:Sender
上記を全て.hファイルにつなぐと、.hファイルは下記のようになります。
#import
@interface UIViewController : UIViewController
@property (retain, nonatomic) IBOutlet UITextField *input1;
@property (retain, nonatomic) IBOutlet UITextField *input2;
@property (retain, nonatomic) IBOutlet UILabel *outputLabel;
- (IBAction)CalButton:(UIButton *)sender;
@end
【プログラムを書く】
実際に画面上でどのような動きをするのかを書いていきます。
.mファイルに
- (IBAction)CalButton:(UIButton *)sender {
int a=[self.input1.text intValue];
int b=[self.input2.text intValue];
int result;
result=a+b;
self.outputLabel.text=[NSString stringWithFormat:@"=%d",result];
}
上記の内容でボタンをクリックした場合に、TextField1とTextField2に入力した数字の足し算が出来るようになります。
下記が内容の詳細になります。
int a=[self.input1.text intValue];
aの値をinput1に入力された文字を入れるということをあらわしています。
input1はテキストなので、 test intValueで数字に変換をしています。
int b=[self.input2.text intValue];も同様にinput2に入力された文字がbになるという事です。
今回は足し算をしたいので、
result=a+b
とします。
計算結果をoutputLabelに出力したいので、最後のコードを追加します。
self.outputLabel.text=[NSString stringWithFormat:@"=%d",result];
上記はoutputLabelにresultの結果を表示するコードです。
上記の「%d」 の部分にresultの数値が入力されます。%dの前の=は、数字のまえに=を入れたいので今回記入しているだけなので、必要ない場合は消して使います。
以上の設定で足し算が出来るはずです。
また、resultの+の部分を*や/にすることで、足し算以外の計算も可能です。
これを利用すれば複雑な計算も一度にできる便利なアプリが作れるはずです。
