コメ(米)が30年ぶり不足に 価格上昇
1993年(平成5年)は戦後最悪の
夏季低温多雨日照不足に見舞われ
冷夏になった。冷夏の米不足で、タ
イから米輸入したが、日本国民か
らタイインディカ米は不評であり
、パン、うどん、パスタ、拉麵など小
麦粉消費がふえることになった。
若者の米離れで、米生産が減少、
主食に変化が出た。魚から肉にシ
フト。2023年(令和5年)は歴史的
な猛暑高温少雨(旱魃)により、米
生産が30年ぶり不足不作になり、
米の不足になった。不況や物価高、
岸田首相の失政も相重なり、実質
賃金は1999年以来25年ぶり25か月
連続減少、実質消費も2年連続減少
し1999年以来25年ぶりの悪化にな
った。外国人観光客増加、賃金減少
によるお米の消費増で30年ぶりの
米不足になった。1993年は7560円
でしたが、米の長期備蓄米を増加
したことにより、3240円まで下落
した。米不足により、3780円~5400
円になる。今年も昨年同様の猛暑
高温少雨(旱魃)により、米不足は
避けられず、3780円~5400円の状態
になる。円安による物価高もあり、
豊作でも3780円が下限になった。
米不足は9月に解消されるが、昨年
と同様なら、5400円の状態が続く。
経済軍事安全確保の法律いわゆ
るセキュリティークリアランスが
今国会で成立し、来年から施行す
るが、食品、薬品、生活、電気通信な
どのライフラインが確保できてお
らず、岸田首相により、国民生活が
危機的な状況になった。日本国内
で生産して1年以上備蓄確保が急
務だ。食品自給率38%を20年以上変
えておらず、日本の食糧安定供給
確保には農水改革(特に農協改革)
に加え、水産業、畜産業を含めた大
規模改革が必要。現在は、企業が農
家、畜産業者、林業の経営が制限さ
れており、企業法人が農業に参入
出来るよう大規模な農協改革法改
正の施行が急がれます。また、岸田
首相は航空事業の政策を放置した
ため、航空機燃料備蓄ができてお
らず、航空機燃料増産に着手した。
ガソリン補助を延長する必要がも
うないのではないか。自動車は最
低でもハイブリッド車にして、電
気自動車(EV)全固体畜充電池開発
で量産化すべきではないのか。給
食も調達できない状態が続く。食
糧の確保をしなければならない。