日本のマスコミの欠陥 | ポンポンパープルバイオレットさんのブログ

日本のマスコミの欠陥






 日本の報道が自由ではない。岸

田首相による政治資金問題以外に

福島原発事故の報道の遅れ、芸能

界の不祥事なども影響している。





 10年前は福島原発事故の報道の

遅れ(現在は解消しつつある)、現

在は政治資金規正法問題や企業団

体のガバナンス(法令順守)欠如や

危機管理能力体制の脆弱さを報道

していない。自民党の政治資金規

正法違反や旧ジャニーズ事務所、

日産、ダイハツ、 石播などの違反事

件の報道が外部から後になってか

ら判明していることも影響した。







 クラブの記者は所属する会社の

代表として、「ムラ社会の権力者」

(情報を握る政府高官)から、特ダ

ネをいただくため気に入ってもら

うことがミッションだ。だから逆

らえないのだ。日本でも朝日新聞

が記者クラブから除外されている

し、中日新聞も望月衣塑子社員を

記者から排除するまでは記者クラ

ブから事実上外された。そして何

よりも、フリージャーナリストや

外国人記者など「よそ者」がいない

ので、この手の「権力者との癒着」

が上司から部下、先輩から後輩と

いう感じで綿々と受け継がれてし

まうのだ。現在は、歌謡芸能事務所

社長(元音楽事業者協会専務理事)

が報道全体を仕切っているとみら

れる。 児玉誉士夫(故人)や小佐野

賢治(故人)らが仕切っていた時代

と全く変わらないとされている。






 つまり、現在の日本は本来、好き

勝手に政府の批判ができるような

国なのに、メディアやジャーナリ

スト、芸能マスコミが保身や同調

圧力、商業主義や権力への迎合と

いう自己都合で、報道すべきこと

を報道していないという。 旧ジャ

ニーズ事務所事件も歌謡系芸能マ

スコミのドンらに隠蔽された為だ

が、子供の人権侵害がバレて世界

から非難され事実を認めた。旧ジ

ャニーズ事務所や吉本興業、旧ラ

イジング以外芸能界の闇の不祥事

はいまだ、蓋をされたままである。






 森喜朗元首相の不祥事も臭いも

のに蓋です。「言論機関の●●行為

」について、国境なき記者団が言論

弾圧と同じくらい問題視している

のだ。それがうかがえるのが、今

回のランキングにおける「日本」。

、既存の報道機関のみ、記者会見や

政府高官へのアクセスを許可する

「(記者クラブのシステム)」こそが

記者に「自己検閲」を促し、朝日新

聞やフリーランス、外国人記者に

対する露骨な差別にもつながる諸

悪の根源だと国境なき記者団は批

判しているのだ。という話をする

と、マスコミの皆さんは「言論の自

由を守る我々が、自己検閲などす

るわけがないだろ」と、不愉快にな

るが、このランキングのニュース

ですらゴリゴリに「自己検閲」をし

ている。「報道しない自由」を行使

して、まったく触れていない記者

クラブメディアもあれば、日本テ

レビ、NHK、フジ、テレ東のように、報

道しておきながら「記者クラブ」に

まったく触れないところもある。






 記者クラブから事実上排除され

ている朝日新聞やテレビ朝日にな

ると、さすがに「黙殺」はしていな

いが、「記者クラブ制度がメディア

の自己検閲や外国人ジャーナリス

トらの差別につながっているとし

た」という感じで、記者クラブに対

する「既存の報道機関のみ、記者会

見や高官へのアクセスを許可する

」という指摘をバッサリと割愛に。







 それは「新聞なので文字数が」と

かなんとか言い訳が聞こえてきそ

うだが「非記者クラブメディア」が

以下のように、国境なき記者団の

指摘を読者にわかりやすく伝えて

いる。これと比べると、「ああ、やっ

ぱり自分たちに都合の悪い話だか

らね」と、思われてもしようがない

腰の引け方だ。自民党二世世襲議

員が増える理由は既得権益を保護

するには親の世代に引退して、支

持者を維持するには世襲(子女)し

か議員かできない。 親が存命して

十数年後息子か娘が大臣になると

権力は維持されるし、そして、内閣

総理大臣になれば、既得権益団体、

官僚機構も記者クラブ等も維持さ

れるのであります。「報道の責任」

でも自分たちに都合が悪いことは

報道しない自由を行使する一方で

、たたきたい対象を非難ときには、

捏造偏向、何でもありではだめだ。






 金融など経済の正常化の急務だ

が、 次期首相には報道の自由化が

必要であり、構造改革もしなけれ

ばならない。日本の社会が正常化

しなければならず、健全な国家に

なるには、法整備等を施行して国

際化にならないといけないのだ。