ドギーは日本に来たら 「何かコンサートに行ってみたい」 と希望してました。


ドギーは音楽好きでもあるので、日本のミュージシャンのライブがどんなものか見てみたかったようです。



たまたま、そこに私が大好きな安室奈美恵チャンのコンサートのチケットが幸運にも手に入りました。


例のウォーリー・ミサちゃんが4枚取ってくれたのです。


なので、ミサちゃんとミサちゃん妹、私とドギーで行く予定を立ててました。



ミサちゃんとその前に一緒にお芝居を見に行く用事があって会いました。


その時ミサちゃんは


「無くさないようにね」と、ドギーと私の2人分のチケットを手渡しました。



まぁ、この流れで分かると思うんですが、


その後、ご飯食べに行ったり、飲んだりしてるうちに、私はすっかりそのチケットの存在を忘れました。


思い出したのは、当日の朝でした。


起きて、ウッキウキで身支度する私は、フとチケットの事を思い出しました。



「あ、チケット、チケット。


これが無くっちゃね。」


と、鼻歌まじりにカバンを探る。



鼻歌が止まる。



ない…。


あの日以来、チケットを見た覚えはない。


どこかに仕舞った覚えもない。



…ない!!!????



一階で準備中のドギーのもとまで慌てて走る。


バタバタバターっっっ



「ドギー!!! チケットが…無い!!!」


私、軽くパニック。



ドギー「よく探した?」


私「探した。めちゃくちゃ探した。」



改めて2人で私の部屋を探索。


私はカバンをしょっちゅう変えるので、全部中身見て、


家中のゴミ箱の中まで全部あさって。


家族にも全員聞いたけど情報ナシ。


お芝居の会場にも、その後行ったレストランにも電話しました。




「無いね…。」



あのチケットを渡された日、我々はお芝居を見てました。


無くさないようにね、と渡されたチケットを、私はカバンに仕舞いました。


お芝居のパンフレットも、カバンに仕舞いました。


後日、そのお芝居のパンフレットを、私は捨てました。



捨てました。



捨て…・・・・・・!?!?!?




私「ドギー、、、私、、、、捨てたかもしれない。 チケット。」(涙声)



ドギー 「…・・・・・・・・・(無言)」




コンサートまであと5時間。



絶望的。



(つづく)