第2回今帰仁村総合まつり
先週末の10月22日（土）と23日（日）に開催された、
第2回『今帰仁村総合まつり』。
従来の「村まつり」「文化祭」「健康まつり」を抱き合わせにした、
ということで、“総合”まつり。
お祭りは今帰仁の駅そーれ周辺を中心に、
イベントごとに各所でとり行われる。
去年はちょうど上京中だったので遊びに行けなかったんだけど、
今年は、今帰仁に住んで1年、
僕らは2日目の夕方に、お祭り会場へ駆け付けることができた。
いつも今帰仁で何かのイベントがある時に思うけど、
今帰仁にはこんなに人がいるんだぁ、という単純な実感（笑）
そーれ横のスペースも出店のテントがズラリと並び活気がある。
今帰仁の村の知合いたちや、子どもたちが頑張って、
お祭りを盛り上げている。
2日目の夕方、
ちょうど仲宗根区の青年エイサーをやっていた時間。
そして、保育園児たちのおどり。
まだ保育園には行っていないけど、
お友達と一緒に、息子も加わってダンスダンス！
おどりは、保育園児から一気に老人会へと続き、
村長のこ挨拶へ。
すべての産業の発展につなげる意義深いお祭り、
村民参加の手づくりのお祭り、にしていきたいそうだ。
そして、琉球芸能「唄舞～い」の民謡ショーのスタート。
女の子の太鼓さばきが素晴らしいなぁと感心していると、
沖縄のお祭りでは高い確率で見られる、
酔っぱらいおじさんの舞台乱入（笑）
握りしめたこぶしでカチャーシーを踊りながら
ステージに上り、演者に近づくおじさんは満面の笑み。
あえなく、係員のみなさんに取り押さえられ御用。
これも沖縄のお祭りでの楽しみの1つかも（笑）
それにしても、今帰仁の駅そーれ周辺を中心に人も車も多く、
なんか2日間、村に活気があって、盛り上がりを見せた。
僕らは2日目にしか行けず、1日目にしか無かった、
芝生にねっ転がりながら真上に見えるという、
大迫力の花火は見逃したものの、十分満喫。
華麗な手さばきで見事に踊るおばあちゃんたちを
眺めているとふと思う。
農業から観光まで、いろんな産業が村にはあるけど、
暑い夏を越え、少し涼しくなってきたこの時期に、
みんなで笑い、歌い、踊りながら、日々の苦労を少しでも忘れ、
明日の鋭気を養い、個々の生活、そして産業の発展につなげる、
昔から伝わる村のお祭りの本質的なものを見た気がした。
これを何十年も身体にしみつくくらいやってきたんだろうなぁ。
またそれを、子どもたち若者たちが、しっかりと受け継いでいる
気がして、何か気持ちが良かった。
小さいけれど、都会の大きなイベント的なお祭りとはひと味も
ふた味も違う、本当の意味での“おまつり”、よかったなぁ。
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