昨日の地震後は、会社近くの公園で1時間近く避難をしていました
その後、会社に戻っても再び余震は続いていました
何しろ全ての電車が運行していなかったので、会社に泊まる人もいましたが、私はあられが心配だったので2時間かけて歩いて家に帰りました。
歩き過ぎると骨折した足がまだまだ痛みますが、とにかくあられが心配だったので、いてもたってもいられませんでした
マンションの入口に到着し、7階の私の部屋を見上げると電気が付いていました
なんで電気が
誰か部屋にいるの
不思議に思いドキドキしながら非常階段で急いで7階まで上りました。
玄関を開けた瞬間、ガク然としました
悲惨
食器棚が横転し食器類はほぼ全壊に近い
ポットは横転し床は水浸し
本棚が倒れ本が散乱
下駄箱の上の写真立てや花瓶も割れている
キッチン周り品も割れて床に散乱
とにかく足の踏み場がない
そんなことより、そんなことより…
いつも玄関までお出迎えをしてくれるあられがいない
『あられー!』と何度呼んでも返事がない
10分近くどこを探してもあられが見当たらない
パニック状態の私
まさか
するとカーテンが風になびいたので不思議に思い窓の近くに行くと、なぜか窓が半分開いていたのです
『どうゆうこと』
誰かベランダから侵入したの
泥棒
消防隊
まさか…あられは窓からベランダに逃げ出したの
消防隊に窓から連れ出されたの
『ど、ど、ど、どうゆうこと』
それともベランダから飛び降りてしまったの
恐る恐るベランダから下を覗き込みましたが暗くて何も見えません
あ~
もう絶望的
半狂乱で『あられ~!!!』と泣き叫んだら、どこからか『ミャー』と小さな小さな声が聞こえました。
再び部屋中を探していたら私のベットの端がかすかに動きました。
掛け布団を捲ると、あられは布団の中で小さく小さくなって震えていました。
あれだけ大きな揺れの中、食器棚が倒れ、食器類も割れ、お外に出た事がないベランダの窓が開き、マンションの警報器が大きく鳴り響き、それはそれは怖かったと思います
『あられ~もう大丈夫だよ、ごめんね、ごめんね…』と抱き寄せて、何度も何度も頭を撫でました。
あられは恐怖のあまり失語症になってしまったようで、全く鳴きません。
私が住んでる周辺は隅田川が近いので地盤が緩く、建物の構造上、上階は特に揺れを感じます。
今、ブログを書きながらも余震が絶えません。
地震による火事も多いし、絶え間なく救急車と消防車のサイレンが鳴り響き、ホントにホントに怖いです。
心配をして下さった、nekonosippoさん、にゃごきちさん、いちごさん、あまぐりさん、ありがとうございます
家の中は悲惨な状態だったけど、とりあえず私とあられは無事でおります
私は阪神淡路大震災の時は被災地の大阪にいました。
天災ほど怖いものはありません。
どうか皆様、余震にはくれぐれもご注意下さいませ。
被災に遭われた方が多数いらっしゃるので、皆さまの無事を心より、心よりお祈り申し上げます。