「意識の覚醒とは何か?なぜ必要なのか?」を理解するために 意識とは何なのか? | 宇宙水準点

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こんにちは。
今日は実家から(^^)

どんな意識状態が健康な意識なのか?
今の時代に一番健康な意識状態とはどんな状態なのか?
これらを語るには内容が長くなりますので、シリーズで語っていきたいと思います。

まず、5次元認識テクノロジーの観点から観たとき、意識状態とは脳の独特な認識パターンに束縛されている心の状態を指します。この脳の独特な認識パターンの束縛から自由になれる新しい認識方式、認識パターンを獲得することで、絡まった多様な存在現象をほどくことができ、シンプルな「Only Oneの心の状態(HITOTSU学では『オリジナルマインド』と規定)」に戻れます。

それを通して「意識の無意識化」「無意識の意識化」が可能になり、今までイメージが不可能だった「心のイメージ化」も可能になります。そして、5次元そのもののイメージ、すなわち「意識の世界も無意識の世界も同時に存在させ、2つの世界を自由に瞬時に往来できる、次元上昇したひとつのイメージ」の世界が明確にイメージできるようになります。

そのイメージは日常生活でいつでもどこでも自由自在に活用、応用でき、ビジネスにおいてもあらゆるジャンルで活用、応用できるのです。

これこそ意識革命と言えるのではないでしょうか。


今までの人類の歴史を振り返ると、人間は人間そのものを進化発展させる技術にまったくと言ってよいほど関心がありませんでした。人間そのものではなく、人間が使う技術・道具・システムをずっと開発開拓した歴史だったのです。

この偏った方向性の開発、発展の限界を補うためには、技術やシステムを使っている人間そのものの進化発展が必要なのです。

そのためには、人間そのものをどのように進化発展させればよいのか、つまり「人間機能の進化発展、人間の尊厳性・可能性の進化発展、人間精神の進化発展」をどのように成就できるのかの答えを、明確に出さなければなりません。

人間そのものが絶望、人間そのものが孤独、人間そのものがあきらめ・挫折になってしまっている今の時代に一番必要な変化は、「人間そのもののイノベーション(革新)」なのです。


人間そのもののイノベーションである意識革命は、人間が関心を持つ分野が自分の「外」の現実世界ではなく、自分の「中」の心の世界の固定イメージを変化させる世界です。「外」を見るのではなく、自分の「中」を観る必要があるのです。

では、「中」を観るとはどういうことでしょうか。「中」の何を観なければならないのでしょうか。

それは、人間だったら誰もが持っていて、ライフスタイルの中心軸になっている『判断基準(判断のものさし)』を観ることです。


『判断基準(判断のものさし)』を観察するためには、次の5つの要素を明確に観る必要があります。

1つ目は、人間は誰もが「好き嫌い」「善悪」「○×」「昼はうどんにするか、ラーメンにするか」などの「価値判断基準」を持っているということを、まず明確に観ることです。

2つ目は、その判断基準は人類68億人全員バラバラであり、誰一人としてピッタリ同じ人はいません。ですから、これが摩擦や衝突の原因になっているということを観ることです。

3つ目は、判断基準がみんなバラバラだから摩擦や衝突が起きますが、だからと言ってみんな同じ一つの判断基準に画一化してしまったらどうでしょう?それはバラバラな状態よりも、もっと大きな問題が起きます。ヒトラーのようなファシズム体制になったり、人間が機械・ロボットのようになってしまうからです。ですから、判断基準をみんな同じ一つにしてももっと大きな問題が起きるということを観る必要があるのです。

4つ目は、判断基準はみんな「不完全」であるということを観ることです。誰一人として完全な判断基準を持っていません。もし誰かが完全だったとしたら、今のような問題だらけの現実世界にはなっていないはずです。

5つ目は、判断基準は誰もが不完全なのに、無意識的に「自分の判断基準は完全だ、正しい」と思った状態で価値判断や秩序認識をしてしまっていること、そして自分の考えに完璧に支配されているということを観ることです。


以上の5つの判断基準の問題を整理すると、

1.誰もが判断基準を所有していること

2.その判断基準はみんなバラバラで、違うこと

3.判断基準の異質性を一つにしたら、ロボットのようになってしまうこと

4.その判断基準はみんな完全ではないこと

5.それにも関わらず「自分の判断基準は完全、正しい」と思って、自分の考えにいつも支配されていること

これらを観ることが、自分の「中」を観る意味です。

これできた時が、意識革命が起きる前段階です。つまり、正しい問題意識を所有することができ、意識の覚醒が起きる準備が完成した状態なのです。


判断基準の5つの問題を100%解決できる技術こそ、今までの科学技術では解決できない新しい技術であり、モノを変化させる科学技術とまったく質が違う、明確な差別性を持った技術ではないでしょうか。

この技術をHITOTSU学では『認識技術(観術・5次元認識テクノロジー)』と規定しています。

この『認識技術』は、部分的存在と部分的存在の因果関係や、部分的存在の変化・移動に関連した法則・メカニズムなど、秩序を認識する学術とは明確に違います。

時間も空間も存在もないオリジナルマインド(無意識の世界)と、分別意識世界である現実世界とがどんな因果関係で成立しているかなど、全体論的な観点を持って存在のあり方を明確に語ることができるのが『認識技術』なのです。


昔、古代・中世の時代に、産業革命・民主主義革命を通して近代化させる中心道具として、それまで現実や自然現象を理解する理解道具だった「信仰、宗教的理解方式」に依存せず、まったく質が違う「学術」という理解道具を誕生させた理解道具のイノベーションが起きました。

そのように、今の時代を目覚めさせるためには、今までの「学術」に依存した理解方式ではなく、『観術』を中心道具にした理解方式へのイノベーションが必要なのです。