話すことは放すこと | 福運おいでよ@宝地図

話すことは放すこと

宝地図ナビゲーターの

みぽりんです。


なにげなく使ってしまう、

頑張って」という言葉


頑張るの意味

困難にめげないで我慢してやり抜く


元気を与える言葉だと思っていても

時と場合、相手によっては

辛い気持ちにさせてしまう事もあるようです。


頑張るの語源語源辞典 によると


眼張る」…目をつける 見張る の意味が転じて

ひとつの場所から動かない


もうひとつが

我を張る」…「自分の考えを押し通す

…等が転じて「頑張る」となったようです。


頑張るという語源そのものに、

固まるイメージが浮かんできます。

時には、必要な事ですが。


そもそも、「頑張る」は当て字のようです。

最近、よく使われているのが

顔晴る


晴れやかな顔になるよう行動すること

それを’ 顔晴る’と言うそうです。


応援する気持ちを伝えたい、

それは 間違いないんだけど、

頑張ってる人に、

「頑張れ」って、

厳しい言葉かもしれません。


頑張って 頑張って 頑張って

心がヘトヘトになって折れそうな時、

誰かに 苦しみを聞いてもらうと

その心が軽くなる時があります。

それは、愚痴とは

言わないんじゃないかと

思うのです。


言ってもしかたのないことを

言って嘆くことが愚痴


コトワザでも

さびは鉄より出でて、鉄をくさらせ、

愚痴はひとより出でて、人をほろぼす


とか、

天に唾す
(てんにつばきす)

人に害を与えようとして、

かえって自分がひどい目にあうこと。


等と、昔から

戒められています。


仏教でも

愚痴は心の三毒と言って

戒められています。


貪 むさぼり

瞋 いかり

(愚痴) おろかなこと 無明


この三つは

人間の諸悪・苦しみの根源と考えられているそうです。


愚痴というと、

何か陰口や悪口を言ったり、

話す」 というイメージがありますが、

ホントは恨みや妬み等の

愚かな心や行為の事をいうようです。


苦しみを誰かに話す事で

心が軽くなり、明くなるなら

それは 愚痴では ないんじゃないかと

思います。


信頼できる人に、

話す事は

心が晴れたり、解決策が見つかる

前向きに生きる

ひとつの方法なんではないかと

思います。


マザーテレサも

生前に多くの苦しみを抱えていて、

死後 明かされたのが

 「マザーテレサの心の闇」


悩み苦しんでいた内容の手紙が

タイム誌で一部公開されていました。


一部の神父さんだけが知っていた

「心の闇」だそうです。


それでも

マザーテレサは

愛を説き、人々を励まし、勇気づけ

困っている人達を助け、

神様のような人でした。


マザーテレサだって

誰かに打ち明けているのです。



「おしゃべり」で、

心の闇が晴れて、

心が 明るくなるのなら

おしゃべりは 特効薬だと思います。


もちろん、

誰かに話す事で 意見の食い違いや

新たなトラブルを生み

余計に ストレスを抱える場合もありますが、


心が通じ合い 共感してもらえる人なら

悲しみや 苦しみが半分になって

そして

嬉しい時は

喜びは 倍になる~。


悩みを話すことは

悩みを放すこと


その苦しみをわかってあげようとする心も

『明かり』だと思うのです。

その明かりで 照らしてもらえる。

自分の心が見えてくる。


頑張ってって言うだけじゃなく、

話を 聞いたり

聞いてもらう、

大事なことだと思うのです。



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