思い込み
宝地図ナビゲーターのみぽりんです。
古本を購入しました。
この本には
おむすびころりんが
載っていました。
最初の登場する(良い?)おじいさんの
おむすびが ころがり
「おむすび ころりん
すっとんとん」
ここまでは
知っている内容と同じですが、
おにぎりを追って 穴に入ると
おじいさんは
猫のなき真似をして
「にゃーお」と声を出します。
すると、ねずみ達が怯えて
あっという間に 姿を隠し
おじいさんが そこにあった【おもち】を
持ち帰る という話でした。
(おじいさん!
どろぼうさん
ですよね
)
そして
隣のよくばりじいさんが
それを真似て
おにぎりを 転がし
ねずみの穴に 入り
「にゃーご」と 声を出すと
「あれは 昨日と同じ
偽の ネコだ」と言って
ねずみ達が噛みつき
よくばりじいさんだけが
大けがをする
という 内容でした。
最初に出てくるのが
親切なおじいさん
次に出てくるのが
よくばり じいさん
と、いう設定で
なんとなく 読んでいたので、
長女が私に質問しました。
「おかあさん、
この いい おじいさんと
よくばりじいさんは
同じ事をしたのに
よくばりじいさんだけが
ひどい目にあって
おかしくない
?」
確かに![]()
最初のおじいさんは
おもちを盗んでいます。
ダメですよ。
ねずみさんの おもちです。
他のおむすびころりんみたいに、
「あげます。」と言われるまでは
持って帰ってはいけません![]()
よくばりじいさんは
とんだ、
濡れ衣です。
ねずみさんが、
気づいたおかげで、
窃盗未遂に終わっていますが、
おもちを盗む目的で穴に入ったので、
自業自得です。
それにしても、
良いおじいさんだったら、
ねずみと、歌って踊って
楽しむんでしょ?
お土産に おもちや宝を
貰えるはず……
しかし
この本のどこにも
良いおじいさんとは
書いていない。
親切なおじいさんとも、
やさしい おじいさんとも
書いてない。
ただ
「おじいさん」
私は習慣から、
こうだろう、こうあるべき、って思い込みで
勝手な ジャッジをしているんだな~
って、思いました。
そして、
考えを 改めました。
良いおじいさん なんて
どこにも
書いてない。
一般的に、
ねずみを見たら、
追い払うでしょう~
……と
娘には言わずに、
長い沈黙のあと
彼女のファンタジーを
壊さないように、
「そうだね
いろいろな、
おむすび ころりんがあるね![]()
よくばりは、だめって事だよ。」
と 、答えた ママ でした
今日も長々とお読み下さって
ありがとうございます![]()
