全国学力テスト
今年も
全国学力テストの結果が発表されましたね。
そもそも、
43年ぶりに再開された
この全国テストの背景には
世界41カ国 15歳以上を対象に行われている
PISAテストの影響があるようです。
2003年に世界で行われたPISAテストで
日本は順位を落としたようです。
(ゆとり教育の賜物ですね。)
国語8位→11位へ ダウン
数学1位→6位へ ダウン
(科学2位→2位 維持)
いわゆる PISAショック
すべての教科で1位はフィンランド
フィンランドの教育が注目されました。
全国学力テストには
国語、算数ともに、A問題、B問題と2数類があります。
A問題は 暗記の知識(これ、今までどおり)
B問題は 考える知識(読解 表現力 活用力)
PISAで出題されたものが、B問題にあたる
この活用型とのこと。
2011年から
この活用型が重視される学習指導要領が出されているせいか、
ゆとり教育から一転、
最近、子どものテストが、ムズかッしぃぞ~![]()
娘は
「これ きっと B問題だよ」って
開きなおってますが![]()
大丈夫かようぅ![]()
例えばのB問題ですが、
■【バスの時刻表があり】
「図書館に行きます。
8時50分の集合時間までに到着できる バスの時刻をすべて書きましょう。」
■【小学生の読書時間のデーターグラフがあり】
「このグラフから、わかる事を書きなさい。」
「このグラフを見て、どうしたら小学生の読書時間を増やす事ができるか、
あなたの考えをデータをもとに100文字で書きなさい。」
■【バスケットの作戦図があり】
3人のチームの
せめ方を「だれが」「どうする」ということが
わかるように 書きなさい。
などなど、![]()
算数でも国語でも
まず、日本語の意味がわからないと、
問題は解けない。
活字を読む意欲がないと。
問題が見えない。
答えの前に問題がわからない。
目に飛び込む活字の量で、
吐き気がする![]()
テストを
閉じる……。
テレビ、ゲームなどの
映像の刺激は
考えなくても
目に映るけど
読むということは
考えるということ。
文字を、映像化したり、
その表現を吸収したり、
○や×ではない自分の考えを
言葉にできるようになる。
小さな頃から
読み聞かせをしてあげることは
家庭でできる、考える力の最高の贈り物
最高の習慣をプレゼントできる。
絵本はお勉強ではなく、
娯楽。
楽しみの中で 成長してほしい。
みぽりんは
絵本作家さんを
応援しています![]()