また、トランスジェンダーを自認する少女の中には、影の薄かったクラスメイトが性転換後に学内で幅を利かせる姿を見て「私も!」となったケースも報告されている。
幸いなことに、イギリスにはキャロルさん以外にも冷静さを保つ人間がいたようだ。英国保守党のデイヴィッド・デイヴィス議員は「この教師の勇気をたたえます。私も長い間、この学校で起こっていることに不信感を募らせていました。自閉症気味の子どもたちが他の子どもたちからトランスジェンダーだと言いくるめられるなんて、考えただけで恐ろしい」と発言している。
調べによると、性転換手術直後の患者は「以前より幸福を感じる」としているが、術後15~20年を対象者とし追跡調査を行ったところ、男性から女性になった人は、同年齢、同社会階層、同様の精神疾患を抱えた男性と比べ20倍の自殺率だったという。
トランスジェンダーである人気ユーチューバーは「手術は早まるな」と警告している。また、Tavistock Clinicでも、シニアスタッフや親からのクレームで、性同一性障害認定の見直しを始めたということだ。
「Daily Mail」の記事より
子どもが自らの身体に違和感を覚え、それを大人が鵜呑みにすれば、撤回不能な外科手術を受けることが可能となった英国社会。しかもそれが後になって、間違いだったと気づいたとしたら――。10年前には想像もできなかった時代に突入したわけだが、このまま進めばこの先10年後、取り返しのつかない悪夢が待ってることだけは確実だ。