紛争のせいでチョコレートに必要な原料のカカオ(主にアフリカで作っている)の供給が途絶えてチョコレートが製造できなくなり食べられなくなるということだ。
アフリカが紛争状態にあるのは原因がある。またその方が都合の良い連中がいる。混乱状態の中の方がアフリカの資源を盗み易いのだ。
カカオ・チョコレートもそういったことの一端かもしれない。カカオ原産地では家族や子供がでっち上げられた一生返済できないような借金をふっ掛けられて奴隷のように一生無収入同様で働かされたり、人身売買で買われた子供をまた無収入同様で奴隷のように働かせて使ってカカオの実を摘ませているのだ。そして、その子供たちは、カカオが何に使われるのか、チョコレートになるのか知らない、またチョコレートも食べたことがない。
またこのニュース記事の現象においては、多分、紛争・混乱があまりに酷くなり過ぎて、コントロールできず、限られた区域での経済的なバランスが崩れたのかもしれない。その為、農家・農場さえ営める最低限の安全さえも確保できなくなったのだろう。
私たち先進国の人間は、チョコレートを食べられなくなる(2014年以降?)ことを深く噛み締めてアフリカの国や人たちのことを改めて考え、どうにか良い方向に向かうようにしてあげなければいけないと思う。。
ということで、そのあたりのアフリカの状況の詳細についての弥勒菩薩ラエル氏の過去のスピーチ(マイトレーヤという本の一部分)を転載しておきます。
また、アフリカを発展させようと、アフリカを他の西欧諸国の暴利から守ろうと、真に独立させようと発展させようと尽力したリビアのガダフィ氏もそれが気に食わない・それをやられると損する、困る連中・組織の罠に嵌められて殺されてしまった。
よろしかったらこちらもどうぞ。過去に書いたブログ記事です。
・アメノウズメ塾中級編⑫~⑱
http://ameblo.jp/emon36/entry-11083833846.html
アメノウズメ塾中級編⑮ガダフィが殺された訳
・米国、近日イランに宣戦布告か
http://ameblo.jp/emon36/entry-11378251993.html
(以下、一部転載)
これが石油のための戦争であり、アラブ世界を支配し民主主義確立を妨害するための戦争だとは言いません。石油を国有化し国の発展と貧困の削減に役立てるのを妨害するためだとは言いません。
アフリカの統一と独立を妨げるための戦争であり、アフリカがアメリカやヨーロッパの支配を逃れ中国と関係を結ぶことを妨げるための戦争だとは言いません。またAFURICOM(※4)の発展のための戦争だとは言いません。3年前からアメリカが展開しているアフリカ支配のための軍事機構です。NATOをアフリカの憲兵として設置するための戦争だとも言いません。
・・・(中略)・・・
アフリカに必要なのは、チャベスやエボ・モラレスのように多国籍企業を批判する人物です。貧困を終わらせ教育や医療を与えるために、資源は自分達のものだと主張できるような人物です。西洋はもちろんそれを望みません。彼らは資源を共有するのは嫌で、多国籍企業が利益を得ることを望みます。
・アルジェリア人質事件1カ月―政府、邦人保護マニュアルを4月中に策定へ
http://ameblo.jp/emon36/entry-11471979564.html
こちらはこの後に書いたブログ記事です。
・北米の黒人事業家はアフリカに戻って活動しよう
http://ameblo.jp/emon36/entry-11472073753.html
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●【マイトレーヤ(弥勒菩薩ラエル著)PDF版P233~より一部転載】
第16章 アフリカ
「地球の人々よ、一つになりましょう。私たちは一つです。黒人も、白人も、黄色人種も、イスラム教徒も、ユダヤ教徒も、無神論者も、私たちは全員、一体なのです!」
アフリカの植民地化による損害―――― 一九八七年
ルワンダで起こったような内戦で、あとどれほど大勢の無実のアフリカ人が命を落とせば、このような惨事の原因が、ヨーロッパによる恐ろしい植民地化政策にあるのだということに私たちは気づくのでしょうか。
この広大な大陸に、入植者たちが初めてやってきたとき、国を一つひとつ作りました。彼らは、独断で全く人為的に国境を地図に引き、土地の資源を最も有効に分配して略奪できるようにしました。アフリカの国の一つひとつには、数十の種族が住んでいて、それぞれの伝統や習慣が異なり、言語ですら全く異なっています。その言葉の違いがあまりにも大きいので、互いに理解することさえできません。
しかし、そんなことは構わずに入植者たちは、強力な首都を中心に国境を引いた国の中に、これら多種多様の人々の全員が、一緒に居住しなければならないとの法令を発布しました。アフリカの人々は、技術的に少し遅れていたために、侵略者たちを追い払うことができなかったのです。
宗主国(※注1)が力によって権威を押しつけていた間は、あまり問題はありませんでした。アフリカ人は全員がみなこの暴政に服従していたので、かつては争い合っていたさまざまな種族が、共通の敵に対して一致団結していました。そして少しずつ、不公平さを感じる気持ちが強くなり、植民地化に対する初めての攻撃的な反乱が起こりました。
そうして、野蛮な軍事力よりも権利に基礎を置くべきであるとする世界の中で、必然的に非植民地化が進みました。やがて宗主国は去りましたが、ヨーロッパのモデルに準じた中央行政的な権力を後に残していきました。でもこれは、アフリカ文化の民族的現実を考慮したものではなかったので、独立が成し遂げられたときが問題の始まりでした。というのは、入植者たちが残していった民主主義の法律を運用したために、人為的に作られた国々の中で最も人口の多い民族グループが、自動的に権力を得たからです。
真の非植民地化は、入植者たちの力で独断的に集められていたすべての種族に、自主性を回復させることでした。そして、無数の小さな独立国家が創設されるはずでした。そうなれば、ツチ族とフチ族は、それぞれが自分の領土を持って、今ある戦争は起こしていなかったでしょう。そうして、アフリカの小さな国々はそれぞれが連邦を作り、アメリカ合衆国や、現在ヨーロッパで起こりつつあるものと匹敵するものができていたでしょう。
宗主国によって作られた現在の国家や国境を解体し、もう一度、最初からやり直しても遅くはないのです。
一年後、ラエルは非植民地化について、さらに言及されました。
全く意識のない植民地の役人が引いた、地図上の線がアフリカの国境です。アフリカの人々が自分たちの問題を解決したちと望むなら、アフリカ大陸を完全に非植民地化する必要があります。これには、アフリカ人たちを搾取するために入植者たちが設置した、中央集権を含む人為的に作られた国家の解体が必要です。
元入植者たちは、アフリカを救うために何もやろうとはしません。彼らは、この巨大な大陸から天然資源を略奪するのが、嬉しくてしょうがないのです。また彼らは、現地の紛争を利用して、自分たちの政治的な汚い裏取引を隠蔽することに、何の後ろめたさも感じていません。だから、これらの非植民地化された国々の資源から利益を得続けるために、その堕落を利用するのはとても簡単なことなのです。
もし各民族のグループや人々が、自分たちの領域の天然資源を管理する力を取り戻せば、ヨーロッパの略奪者たちは、力のある多国籍の仲介企業を通じて価格と生産を操作することは、ずっと難しくなるでしょう。
また、たとえ元入植者たちが公式に紛争を非難して嘆き悲しんでいようとも、あらゆる紛争は、ヨーロッパの武器製造業者においしい思いをさせています。
結局、いわゆる非植民地化された国々に与えられた独立というのは、全く不完全なものであることが最近の軍事干渉で分かります。アフリカの国が元宗主国が認めない国と特権的な関係を結ぼうとすると、元宗主国の軍隊が不意にやってきてたしなめるのです。
時に彼らは、たとえその国の政府が民主的に選ばれたものであっても、それを退陣させ、もっと振り込まれる莫大な「資金」で事は収まります。(事実、興味深いことにアフリカの指導者のほとんど全員が、スイスに銀行口座を持っています。アフリカの国々のわずかな資本金が国外流出しないように為替規制があるにもかかわらず、これらの口座はどのようにして資金を得るのでしょうか?)。
アフリカ人よ、目覚めなさい!あなたがたが決めたのではない現在の国々の国境を破壊し、植民地化以前に存在した自然の国境や、先祖の種族や住民を基にした独自の新たな国を作りなさい。そして、あなたがたが作るこれらさまざまの国の連邦を組織しなさい。そうすれば、アフリカの天然資源は、貧欲な多国籍企業よりもアフリカ人たちに利益を与えるでしょう。各々の民族のグループや国は、自分たちのルーツ、伝統、言葉を取り戻すことができるでしょう。
第二連邦言語が、この巨大なアフリカ大陸のすべての住民によって採用され、お互いに意思の疎通が図れるようにします。元宗主国の言語ではない方が良いでしょう。元フランスの植民地は、第二言語として英語を採用するべきです。英語は、ますます世界の言語となってきていますから。
伝統的なアフリカの宗教(それは常に陰に隠れていた)は、公式に学校で教えられるべきです。
それらも、アフリカの文化遺産の一部だからです。これによって次第に非キリスト教化がなされていくでしょう。キリスト教は、征服された人々をより巧みに奴隷化するために、また人々の自己喪失の道具として使われたということを忘れて使われたということを忘れてはなりません。
祖先の文化の中には地域独自の宗教が数多くあり、入植者たちは、それらを大変侮辱して原始的と呼んでいました。しかしそれらの宗教は、キリスト教やイスラム教と同じくらいに美しいものであり、エロヒムと直結していました。
「援助政策」「派遣技師」「指導員」と称されるもの(元宗主国が親切にもアフリカの国々のために設けた)は、本当は元宗主国が管理を続けるために配属された組織であり、独立は単なる言葉だけで、実際には存在しないようにしたものであることが、アフリカの人々にもようやく気づくときがやって来ました。
そうです。アフリカの人々がやっと本当の独立を勝ち取り、幻影を終わらせるときが来たのです。
第三世界が必要としているのは、施しではなく発展です。【マイトレーヤ(弥勒菩薩ラエル著)PDF版P233~より一部転載おわり】
※注1)宗主国
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%97%E4%B8%BB%E5%9B%BD
(以下、上記HPより一部転載)
宗主国(そうしゅこく)とは、実際の権力は対等もしくは逆転しているが格式や権威において上下関係を有するか、または格式や名目上の権威においては対等だが権限範囲において上下関係を有する諸国において、その最上位にあって他の関係諸国を下位とする国である。
●【マイトレーヤ(弥勒菩薩ラエル著)PDF版P238~より一部転載】
劣等感が皆さんの最大の敵です――――AH56/二〇〇一年十二月十三日、コンゴ、ブラザヴィルでのスピーチ
多くのアフリカ人が、ヨーロッパの人々に対して劣等感を抱いているのを私は知っています。みなさんの最大の敵は、元入植者でもなく、政治や経済や文化でもなく、宗教的な植民地化自体でもなく、みなさん自身なのです。自分が白人よりも劣っていると考えるたびに、みなさんは自分自身を相手に戦っているのです。私はみなさんに言います。大声で叫びます。みなさんは全く白人には劣っていません!彼らより少しばかり優れていると言ってもいいくらいです。このことをよく理解してください!
どうしてだと思いますか? それはみなさんが、白人が失った純粋さを保っているからです。白人たちは文化の押しつけや、特に彼らの犯した犯罪のせいで、純真さを失ってしまったのです。奴隷制度や植民地化など、みなさんが経験したすべてのことが、彼らの犯罪です。みなさんは犠牲者です。白人たちは有罪であり、罪悪感で純真さや初々しさを失うのです。気難しくなり、どんどん不快になり、愛に欠け、少しずつ彼らの構成する社会は窮屈になり、最後には消えていくのです。
アフリカは、いまだに情熱や初々しさを保っています。アフリカの人々はそのことを忘れないでください。
(…中略…)
白人の中で優秀な人たちは、アフリカのみなさんの文化や民族に対して、犯罪などを犯したことはありません。みなさんを侵略したのは愚かな入植者たちであり、彼らは、火薬や飛行機など他人が発明したものを搾取したのです。そして、現在も、同じような種類の人たちが、同じ目的を持ってみなさんを虐待し、政治・文化的にアフリカを支配しているのです。
現在のみなさんの最大の使命は、若者を教育することです。若者はみなさんの未来です。
西洋権力による教育のアドバイスには従わないでください。それは、必ずみなさんを産業教育へと押しやるものです。彼らの目標は、常にみなさんよりも上に立つことであり、みなさん自身を発展途上国にしておくことなのです。これは、新たな植民地化にほかなりません!
そうではなしに、学校ですべての生徒に、コンピュータを持たせることを考えてください。それを優先事項にしてください。すべての人が、可能な限り早くインターネットに接続できれば、世界中から知識や情報を直接得られるようになり、急速に発展して、他の大陸の人々と同じレベルに到達することができるでしょう。
どのような劣等感も持たないでください。劣等感は、自分の頭の中に毒を入れているようなものです。みなさんは、すべての領域で、白人よりも上手にやる能力を持っているのです。すべての領域で、です。それには、自分を信じることが必要です!
自分を信じるためには、みなさんが自分たちのルーツや文化を取り戻す必要があります。同時に、未来の科学において誇りを持ってください。科学は、元入植者たちとみなさんを同等にするばかりか、彼らを上回ることを可能にするものです。【マイトレーヤ(弥勒菩薩ラエル著)PDF版P238~より一部転載おわり】
●【マイトレーヤ(弥勒菩薩ラエル著)PDF版P240~より一部転載】
アフリカ人の知性
私は思うのですが、人類の中で何人かの発明者が、適切な場所で適切な時に、または適切でない場所で適切でない時に存在するだけで、ある人々が他の人々よりも早く発達するのです。ほんのちょっとしたことで、違いが出るのです。
しかし、現存するものは、すべて本当に発明されたのではなく、すでにどこかに存在していたものです。だから人は、再びそれを発見するだけのことなのです。つまり観察して、正確にそれを表現する方法を知るだけで十分なのです。遺伝子コード、原子、鉄、車輪、雷、電気など、これらすべてのものは、私たちが発見する以前からすでに存在していました。だから、それを再現したいと望む観察者がいたというだけのことです。
アフリカ人の中にも発明家は存在します。モーツアルトやアインシュタインだって存在します。でも、それを表現する手段を過去も現在も持っていないだけなのです。もしアインシュタインやモーツアルトが狼によって育てられていたとしたら、彼らは狼と一緒に遠吠えをするだけだったでしょう。シンフォニーを作曲することも、科学を進歩させることもなかったでしょう。
このことを理解する必要があります。これは重要な真実です。天才の子供たちを狼の中に置けば、彼らは狼の子供のようになるでしょう。過去に世界の中でそういう子供が発見されました。彼は四足で歩き、立ち上がることができませんでした。ある年齢まで四足で歩くと、その人はもう立ち上がることができなくなるのです。また、話をすることもできませんでした。もはや、人間に戻ることはできなかったと言ってもいいでしょう。
もしモーツアルトが狼の中で育てられたら、彼が天才として生まれても、ピアノを弾くことはできないでしょう。メロディーを作るには知識が必要です。それによってのみ自分の天才を表現できるようになるからです。だから、人間の天才が持つ非凡さを上手く引き出すために、教育や情報や知識を得ることが大変重要なのです。
いつも心に留めておいてください。みなさんは、地球上のすべての人々と同じように発展の途上にあるのです。だから、偏見や劣等感のために自分を抑えるのはやめてください。どうぞ科学や知識を探検してください。子供たちを後押しして励ましてください。白人と平等になるためではなく、白人よりも良くなるためにです。子供たちにはその能力があります。その能力を発揮することが子供たちの義務でもあります。
そしていつの日か、みなさんの文化がとても発達し、ヨーロッパの人たちが、それを学ぶためにアフリカへやって来るようになるかもしれません。【マイトレーヤ(弥勒菩薩ラエル著)PDF版P240~より一部転載おわり】
Message from the Designers
http://www.youtube.com/watch?v=8_FmRZEYa1Q&feature=player_embedded
(※字幕をONして日本語字幕を表示することができます。)
全国各地の「エロヒムのメッセージ」講演会情報が以下のサイトからご覧頂けます↓
http://www.mugendo.co.jp
弥勒菩薩ラエルが書いた本は下記URLから無料でダウンロードできます。
日本語版
http://ja.rael.org/download.php?list.11
世界各国語用
http://ja.rael.org/download.php
(※「真実を告げる書」と「宇宙人からのメッセージ」の内容は同じです。)
本はAmazonのサイトからも購入できます。
●マイトレーヤ―その教えの真髄/マイトレーヤラエル著 http://www.amazon.co.jp/dp/4900480282/ref=cm_sw_r_tw_dp_FT2hrb02K54B3
●地球人は科学的に創造された/ラエル著("真実を告げる書"と"異星人を迎えよう"がひとまとめになった本です。)
http://www.amazon.co.jp/dp/4900480355/ref=cm_sw_r_tw_dp_yLM8pb1ZT932E
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■2014年までにカカオの供給が終わる!? チョコレートにまつわる深刻な問題
http://youpouch.com/2011/01/31/083240-4/
(以下、上記HPより一部転載)
もうすぐバレンタインということで、街ではチョコレートを目にする機会が増えてきました。最近ではただ甘いだけでなく、男性向けのビターなチョコの種類も増加し、その人気は衰えることがありません。
しかし現在、チョコレートの原材料であるカカオに、深刻な問題が発生しています。2014年以降、チョコレートを食べることができなくなる可能性があるのです。
世界のカカオ豆の約40パーセントを供給している国、コートジボワール。西アフリカに位置する共和制国家のこの国は、2002年に政治的不安から内戦が勃発。それ以来、国情は不安定な状態が続いています。これが原因で農作物を公正な価格で取引し、公に品質を保証するプログラム「フェアトレード」が停止。以後、多くの人々が他の西アフリカ諸国へ出て行きました。それに伴ってフェアトレード農家として正式に認められているカカオ農家の数が、大幅に減少しているのです。
チョコレートにまつわる書籍を多く手がける編集者のアンガス・ケネディ氏は、この問題に対して、「チョコレートの製造に携わる人たちは、歴史的に最も大きな危機に直面している」と、コメントしています。カカオ豆の不足から価格は今月、10パーセントも上昇していますが、これは今に始まったことではありません。すでに30年以上も前から価格の上昇はチョコレートメーカーに影響を及ぼしているのです。
価格以上に問題なのが、カカオ農家の減少です。世界のカカオ生産の多くをコートジボワールに依存しているのですが、安全を脅かされた農家が国を離れてしまい、生産量は激減。今後仮に、政治状態が改善されたとしても、現状まで回復させるには少なくとも3年以上はかかるそうです。
ケネディ氏曰く、多くのチョコレートメーカーは残された数少ないカカオ豆をいかに長く使用していくか、常に奮闘しているそうです。予想ではこれらが尽きるのが2014年。世界一のカカオ生産国が陥っている政治的不安は、波状的にカカオ干ばつという深刻な危機に発展しつつあります。かつてコートジボワールはフランス植民地からの独立後、驚異的な経済発展を遂げ、「西アフリカの優等生」とまで言われた国です。再び国が穏やかになり、農民たちが戻ってくるまでには、どれくらいの時間がかかるのでしょうか。その日まで、チョコレートの危機は続くことになりそうです。
(文=田端あんじ・文責=佐藤英典)
screenshot:dailymail.co.uk
■参考リンク
Dailymail(英文)
Will there be a chocolate drought? World’s supply of sustainable cocoa could run out by 2014
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1351066/Will-chocolate-drought-World-s-supply-sustainable-cocoa-run-2014.html
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■チョコレートの原料『カカオ』がヤバイ 2014年にカカオの貯蔵が底をつく
http://matome.naver.jp/odai/2135954981343091001
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■2014年、チョコレートの危機が訪れる
http://wired.jp/2012/11/02/2014%e5%b9%b4%e3%80%81%e3%83%81%e3%83%a7%e3%82%b3%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ae%e5%8d%b1%e6%a9%9f%e3%81%8c%e8%a8%aa%e3%82%8c%e3%82%8b/1/
(以下、上記HPより一部転載)
この数カ月、ある予言が世界のチョコレート業者の間で広まっている。2014年には、世界のサステイナブルなカカオの貯蔵が尽きるかもしれないのだ。
もちろん、いまのところチョコレートが、これから2年で店の棚から完全に姿を消す運命にあるということではない。しかし、カカオの価格は急速に上昇するだろう。そしてチョコレート好きの人々は、体重増加への罪悪感とともに、公正でなくサステイナブルではない製品を買う罪悪感ももたねばならないだろう。
この災難を食い止めるための唯一の解決策は、カカオ産業の発展のために、世界規模で何十億ドルもの投資を行うことだ。
危機の主要な原因は、10年から11年にコートジボワールで起きた内戦にある。その影響は、世界のサステイナブルな在庫の総計の40%を生み出している地域のカカオ産業を麻痺させてしまった。
この国の状況が改善したことで、14年の予言は避けられるかもしれないが、間違いなく生産活動が損失を回復するには長い時間がかかると考えられる。
第2の要因には、需要と供給のダイナミズムが関係している。11年11月、世界のチョコレート製品の売り上げは、初めて1,000億ドルを超えた。カカオの消費は常に増加していて、すぐに世界の生産能力を超えて貯蔵を消費し尽くすだろう。
世界カカオ財団(World Cocoa Foundation)のデータによれば、生産は逆に減少している。10?11年に17%増加したのち、11?12年には398万tのカカオが生産されたが、前期と比べて5%減少した。この分野には世界に550万人の労働者がいて、そのうちサステイナビリティの認証を得たカカオ栽培のために働いているのは、10%に過ぎない。
金融のレヴェルでは現在、カカオのコモディティは2つの主要な市場で取引されている。ロンドン国際金融先物取引所(LIFFE: London international financial futures and options exchange)とニューヨークのインターコンチネンタル取引所(ICE: Inter-continental exchange)である。全体では、カカオの先物取引の規模は11年には495万tで、生産量を75万t超えている。
カカオの生産を促進して、需要を満たすことのできるようにする唯一の方法は、研究と発展に資金を投資して、最良の栽培方法を普及させ、利害に関心をもつ労働者を育成していくとだ。これによって植物をしっかり保護して、長期にわたって減少していくのではなく増加していくようなかたちで利益を生み出すようにする。
要するに、サステイナビリティはカカオの未来の市場にとって副次的な問題というわけではないのだ。
いくつかの大規模な私企業がこの方向に向けて最初の一歩を踏み出した。例えば、多国籍企業「Mars」は、少なくともカカオの10%を認証を受けた生産元から購入することを約束した。11年にはサステイナビリティを奨励するために3,000万ドルを投資し、このプログラムを20年まで続けることを宣言した。
そして、「Hershey Company」(ニューヨーク証券取引所に上場されている)は、20年までに自社のカカオを100%サステイナブルな生産元から購入するようにすることを約束した。
これらの対策は、大海の一滴のようなものだろうか? Mars自身が、カカオのサステイナブルな産業を救うのに必要な世界の投資を何十億ドル規模であると見積もったのだから、多分そうだろう。しかしそれでも一歩前進には違いない。
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