学校の「当たり前」をやめた。工藤勇一 | EMONの週末は図書館ぷらす凸凹息子との日々

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~図書館大好き!勝手な感想とASD息子子育て忘備録~

私的面白度【⭐️⭐️⭐️⭐️】


図書館で借りた本。
久しぶりの読後感想です。
公立で、こんなにも変われることに衝撃でした。



麹町中学校、
なにか聞いたことあると思って、Wikipediaみたら、「積み木くずし」の舞台で記憶してましたアセアセ

工藤勇一さんが校長になり、大改革して大人気になったみたいで、今は越境通学中止、取材中止と書いてありました。

5年ほど前に出版されたけど、
それからコロナ禍、不登校増加、
色々ありますが、世間の学校はまだまだ変われない感ありますね。



工藤さんの改革で印象に残ったのは、

宿題
ノートの取り方
対立は当たり前、失敗を恐れない


学びとは、
自律とは、
(自立とは違い、自分の感情をコントロールする力を育てる意味)

を真剣に考えて、実行した工藤さんの力はすごい!!


これがもし、この3つでも公立校に浸透したら、子供たちは楽しく学ぶことが出来るのでは?






思い返せば、自分の世代。
1980年代中学生だった私。
先生たちは私たちのことをそこまで真剣に考えてくれていたのだろうか?
ただ、授業を進めることだけを考えていたような気がする。

英語が全くわからず、先生が何を言っているのか意味不明。
クラスのほとんどがそんな感じだったから、授業は荒れていました。



あの頃に比べれば、今は先生達の意識も変わってきているけど。
世の中がこんなに変わって、会社も変わってきているのだから、学校も閉ざされた組織でいてはいけないと思いました。


息子はこれから、勉強に力を入れる時期。
そして、自律へ進む時期。
学校の行方はとても気になります。