「BEATCHILD ベイビー大丈夫かっ」 | EMONの週末は図書館ぷらす凸凹息子との日々

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~図書館大好き!勝手な感想とASD息子子育て忘備録~

昨日、BEATCHILDの映画を見てきました。
大きくなったお腹をかかえて、3時間弱の映画。
不安もありましたが、行ってよかった!!
今でも余韻が残っています・・・ドキドキ

BEATCHILD
ご存知でしょうか?
今から26年前、1987年の阿蘇で行われた伝説と呼ばれるロックフェス。
私は当時知らなかったんですが、元春のファンになってから、
たびたび耳にする『BEATCHILD』
出演者がなんといっても豪華で、元春はじめ、尾崎豊、BOOWY、
ブルーハーツ、ハウンドドック・・・
そして、伝説と言われる最大の出来事が突然の豪雨。
一晩中豪雨のなか、中止されることなく、アーティストたちが
熱く盛り上がっていく。
やがて、夜明け。。。元春のSOMEDAYがこだまする・・・

映画の始まりは、フェスが終わったところから。
多くの若者の泥だらけの足下がアップされる。
この時点で、映像に引き込まれてしまいました。

阿蘇に集まった観客は7万人。
雄大な大地に7万人、圧巻でした。
ライブが始まる前のワクワク、興奮が伝わってきました。
そんななか、突然の豪雨。
たちまち、泥水がいたるところに溢れ出し、
命の危機を感じるほどでした。

そんななかでも、中止することなく、フェスが始まる。
豪雨によって、ヒートアップしていくアーティストたち。
そんななかで、印象的だったのは、白井貴子。
ステージそばで出番を待っていた彼女の表情は明らかにおびえてました。
それほど、激しい豪雨だったのでしょう。
しかし、そんな彼女が見せたステージは、そのおびえた表情とは真逆の
パワフルで力強いものでした。
ステージが終わった後の彼女の後ろ姿はとてもたくましく
これぞ、プロだ・・・と思いました。

他に尾崎豊、BOOWY、渡辺美里もとても素晴しかった!!!

オオトリの元春が出るころには、雨も止んだ夜明け。
朝もやにこだまするSOMEDAYはよかったです。


今のこの時代ではありえない出来事ですよね。
こんな豪雨で、フェスをやり続けるなんて。。
賛否両論あるとおもいますが、
ちょっと昔のゆるく、無茶してOK!?な時代だったからこそ、できたこと。
私は、この時代に青春を送れたこと、よかったなーとか思っちゃいました。
今の若者がこの映像を見たら、どう感じるんでしょうかね??