う~んん

久しぶりにおもしろい

そして、この小説の余韻に未だ浸っています・・・


45歳のキョウコ
ひたすらバリバリ働いてきた生活を捨て、
いまにも潰れそうな古いアパート、「れんげ荘」で
ひとりぐらしを始める。
一切働かず、なにもせず、考えず、のんびりと暮らす
ことを決めたけども・・・
読みやすくて、ストーリーもおもしろくて
あっという間に読んでしまいました。
ああ、こんな生活に憧れていたのよ~

一度でいいからしがらみから逃れて、
街にまぎれて暮らしたい。
たとえ、悲惨な状況になっても
群ようこ節な「ま、いっか」なゆるーい感じが
悲惨さを軽くさせてました。
実際自分がこういう生活ができるかと
言われれば無理だろうけど、
ホント、憧れの生活です。
これ、ぜひとも映画化してほしいな~

読んでて、映像化しやすい背景だし、
「かもめ食堂」よりも好きになるかも。
ちなみに文庫本も出ているんですね。
こちらの表紙もかわいいイラストです

