2019年2月22日。

まさかの坂の出来事だった。

母育子の肺に影がある。との事で精密検査をしたのは去年(2018年)末の事。

その時の検査結果では、限りなく白に近いグレー。
メラノーマの可能性は低いでしょう。と言われ安心していた。

2019年のお正月も楽しく迎え、嬉しそうな母を見て、私も嬉しかった。
でもそれは、今にして思えばつかの間の喜びだった。

2月22日。
改めて再検査した結果が出る日。
きっと大丈夫だろう。と思いながら、不安そうな母に寄り添う為に、
私は県外の故郷に再び帰った。

そこで伝えられた結果は。。。
去年末には白だったはずの病気が黒になっていた。

初めて会う若い医師から、淡々と告げられ、一瞬放心状態になった母の横顔を
今でも鮮明に思い出す。

上げて落とされるとは、この事だ。

私自身も落ち込みそうになりながら、必死で母を励ました。
病院を出て、父と3人で外食したが、正直味を全く覚えていない。
母も食事にはほとんど手をつけないまま、時折
「は~~」
とため息をついていた。

これが、母のメラノーマ再発の始まりだった。