放射線とオプジーボ+ヤーボイの治療が始まった。

結論から言うと、脳のメラノーマへの放射線(定位照射)は効かなかった。
3週間ほどの様子見をして、癌の縮小がみられない。との事。
それどころか、まだ小さいけれど新しく腫瘍があるらしい。
この結果から、全脳照射へと治療を進める事となった。

全脳照射は、定位照射と大きく違うのが、
脳全体に放射線を数回に分けてあてるので、
後遺症で認知機能の低下がある可能性がある。
その後遺症は、すぐ出てくるというよりは、
半年後など、少し期間をおいて出てくる事がある。

医師は、「背に腹は変えられない。腫瘍が大きくなるよりは、
できる治療を。」と言っていたが、
私は、母の認知機能が低下するなんて、考えたくなかった。

聞き上手の母と話をするのが、大好きだ。
勘のいい母は、時々とんでもなく良いアドバイスをくれる。
そんな母が、別人のようになっていくのか。。。
不安だった。

そうして、放射線治療は10日間の通院で行われる事となった。

オプジーボ+ヤーボイの投与は、3週間に一回行われた。
気になっていた副作用は、身体がかゆくなる。という
軽度なもので、ホッとした。

こんなに色んな治療がんばってるんだから、頼むから効いてくれ。。


★★★★★★★★★

実家へ帰ったときには、なるべく姉家族、父母皆で食事をするようにした。

みんなで楽しく食事をすることで、母の免疫が少しでも上がってくれればと

願っていた。

この頃にはまだ、母が台所に立つ事ができ、私が嫌いな野菜を切る担当を

母が担ってくれた。何でもない時間が、穏やかで楽しい時間だった。


※ついに母、初登場です!大きな玉ねぎと一緒に。


母の髪は、放射線の影響で抜け出していたが、

姉が提供するウィッグを楽しそうにかぶったり、

この頃までは、まだまだ私たち家族は希望を持って過ごしていた気がする。



この後、7月末ごろから、母の身体に再び異変があらわれる。