ご無沙汰しておりました。
でも相変わらず映画ばかり観る毎日を送っております。E-moiです
今回は映画「キャロル」について書きたいと思います!
(久しぶりすぎて今までこのブログでどんな書き方をしていたのか…思い出せない
笑
)
『キャロル』 (2016) ネタバレなし 監督:ドット・ヘインズ 脚本:フィリス・ナジー 出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン、カイル・チャンドラー あらすじ 1950年代のニューヨークが舞台。デパートのおもちゃ売り場で働くテレーズ(写真を趣味とし、交際相手に結婚を申込まれているが、いまいち自身の生活に満足していない様子)。クリスマス時期、テレーズの働くデパートに娘のプレゼントを買いに客として来店するキャロル(裕福な暮らしを送る優雅で上品な既婚女性。5歳か6歳くらいの愛する娘がいる)
テレーズはキャロルを遠目で見た瞬間、おそらくキャロルもテレーズを見た瞬間に惹かれ合う。
キャロルの忘れ物をきっかけに個人的に付き合いを始めるが、テレーズは同性に惹かれる初めての気持ちに戸惑い、キャロルは
同性愛者の自覚は結婚前からありテレーズに対しても余裕を持った気品のある態度。
しかし1950年代のニューヨークでは同性愛の社会的な受け入れがほぼなく、キャロルもテレーズも世間体では「普通の女性」として振る舞おうとするが、二人とも本心にはあらがえず、キャロルは夫と愛する娘がいるが故に本心に従えば従うほど首を絞めなくてはならず、テレーズも結婚を考えている恋人からの態度や言葉に苦しめられる。
その状況でも二人は惹かれ合う気持ちを抑えられずに関係を深めていく…
この作品、時代や社会の厳しさや同性愛に対する闇、人間関係すべてがドロドロしているにも関わらず、そのドロドロを感じさせないような、まるで本を読むかのような綺麗な絵画のような作品でした。
見終わったあとのなんとも言えない気持ちが印象的で、映像なのに思い起こすのはとても綺麗に切り取られた写真のようなシーンばかり…(*´-`)
そして「自分らしくいる」ことの難しさ、「自分らしさを抑えること」の代償を改めて感じる一本でした。
また、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラのそれぞれの魅力がよく描かれていて、二人の繊細な演技もため息もの…(*´-`)本当に二人とも美しく素直で儚く真の強い女性という印象。
これまで観た女性の同性愛についての映画でも一番、現実との摩擦や同性愛の見せ方が美しい作品だったと思います。
そこで、この記事を書くにあたって知ったのですが、監督ドット・ヘインズさんも同性愛者なのですね
!
なんか納得できました!この監督だからこそ作り得た作品だと思います✨
ちなみに、この作品はパトリシア・ハイスミスの『The Price of Solt』という本を素に作られています。
私は原作を読まずに映画を鑑賞しました。映画だけでも美しく十分ですが、原作も読みたくなるほど未だに印象深く、おそらく映画では原作すべてを描ききれていないと感じたので、ぜひ原作も読もうと決めた今朝でした(*´-`)笑
芸術的な美しい映画のお話でした。
E-moi