自尊心。
自分をどう肯定するか?  難しい命題です。

人はそれぞれが、育つ環境も違えば、家族の在り方も違います。環境は、自己を形成するにあたり、大きな影響を持つ、とは思います。
ただ、環境が今現在の自分を作ったのか?、かというと一概にそうでもない、私はそう思います。

環境が作りあげた自己、は、あくまでも自己を構成する1要素、と捉えることもできると考えられます。
人間は概して環境動物だと思います。
環境の変化で、人生が激変することもあるかもしれません。良い流れにも否な流れにも。
流れに身を任せるのは、なかなかに難しいことで、時としてメンタルとフィジカルが反作用を起こすこともあります。整合を取るにも時間がかかります。
だからこそ、私が思うのは、置かれた環境に自分が寄りすぎない事が必要、ということです。
環境に自分が寄りすぎると、環境因子が自己を凌駕していく、という良し悪しな状況が起きてしまいます。
例えば、だれかのせいで、来し方道の中で、今の自分に肯定感を持てない。そんな風に思う時は誰もが一度ならずとも持つ、感情よりも根深い命題の様なものかもしれません。けれど、俯瞰で自分の環境を見ることで、自分の立ち位置や自分への向き合い方は少なからず変わっていく様にも思います。感情の距離を置く、と言いますか。

とは言いましたが、さて、自分への肯定は誰かの認証で充たされるもの、なのでしょうか?
私は比較的、否、だと思っています。
承認欲求を満たすことと、自分を肯定することは
似た様でいて、大きく非なるもの、だと私は考えています。
承認欲求で充たされた自己は、まさに環境に寄ることで形成される他者からの肯定に過ぎません。
けれど、他者からの肯定が、自分への肯定に繋がることも多々あるとは思います。
欠けたパズルのピースが埋まる様な感覚、とでもいいましょうか。
しかしながら、ピースは埋まるものの、パズルの完成には至らない、のが人の面白くもあり、シビアな部分でもあると思います。

私は、ですが、自分のパズルが完成することは、恐らく一生ないことの様に思います。ただ、その時々でピースの数も、作りたい、作り上げたいパズルの姿が異なり続けていきながら、完成間近なものを解体してみたり、変化を楽しんだりしていければいいな、と感じています。

一方、私にとっての自己肯定の中には、自分の嫌いな部分や、苦手な部分も含まれています。自己肯定、というと、嫌いな部分をどうにか反転させること、と、自己肯定へのプロセスを考える方もいるかもしれません。
けれど、私は、自分の嫌いな部分や苦手な部分を反転させないままでいい、と思っていますし、そんな嫌いや、苦手をそのまま自己の一側面、として肯定しています。
無理に嫌いや苦手を反転しようとすることは、寧ろ自分への欺き、になる様に思うし、並々ならぬ労力がいるにも関わらず、空回る徒労感のスパイラルに陥ってしまうからです。
逃げてるだけ、と思われるかもしれませんが、逃げ、ではなく、否定を肯定することの覚悟を自分に課すことは、寧ろ自分と向き合うことになる、と私は考えています。
マイナスをゼロにすること、を自分に求めることは、なかなかに大変なことです。即ち、ゼロを飛び越してプラスを求めることは尚更どころか、自分の中での反作用を起こしかねない様に思います。できるだけ、自分の心の中にある肩の力は抜きたいものです。かくあるべき、かくたるべき、の気持ちは、自分がほぐしてあげなければ、インナーチャイルドは涙でいっぱいになってしまいます。難しいことかもしれませんが、心の肩こりをほぐす為にも、ありきたりになりますが、許し、許されることも人には必要なことだと思ったりもします。

嫌いも苦手も好きも得意も平易もみんな自尊心に繋がる、私はそう思います。
自尊心もグラデーションに富んでいる、私はそんな風に感じ、そんな自分を楽しみながら、時にはボコボコになりながらも日々を生きています。
パズルの完成はむしろしない位が、生きていく醍醐味なのかもしれない、とも感じています。

さて、無理やりな話の展開にはなりますが、グラデーション、というワードが出てきたので、告知を。
私と同志が主催している、「レインボーになれなかった人のために」は、第0回を経て、12月11日に第1回の開催を迎えます。
テーマは、グラデーション、です。
グラデーションの連なりが家庭や都市や社会を作っている様に私は感じています。そんな話、それ以外のグラデーションにまつわる話を1人でも多くの方と対話を通して、できたら嬉しく思っています。ツイキャス配信も予定していますので、よろしかったらご参加いただけたらありがたいです。
詳細は、以下の通りです。敷居の低い集いなのでご参加、お待ちしています。

第1回レインボーになれなかった人のために  開催します!
日時:12月11日(月) 19時〜21時位(予定)
場所:アーク プライベートラウンジ カフェダイニング
tabelog.com/tokyo/A1303/A1…
会費はありません/出入り自由
興味のある方、DM下さい!
DMは、mobile.twitter.com/everyoneisally
までお願いします。