軽井沢で絶対にやりたかったアクティビティのひとつが2人乗り(タンデム)自転車に乗って旧軽井沢を探索すること!あの二人乗りの自転車って、軽井沢感を満喫してる感がすごい。

プリンスホテルから1日4千円(2人料金)で借りることができた。他の地元のレンタル自転車屋に比べたら少し割高ではあるけれど、ホテルのすぐ近くから乗っていけるのと、とにかく軽い乗り心地!昔に乗ったことのあるタンデム自転車は、前の人と後ろの人のペダルが同じ動きになってたものなんだけど、今回のは別々の動きでもOK。ギアまでついているから上り坂はギアを1にすればかなり楽になる。

プリンスホテルのある軽井沢駅から旧軽井沢エリアまでは自転車で15分ほど。旧軽井沢銀座は自転車の乗り入れはできないから、近くに自転車を止めてここからは徒歩でぶらぶらと。信州で取れたはちみつのお店に立ち寄り試食をしてみる。なかなかに押しの強い店員さんだけど強い熱意は伝わってくる。曰く、信州で採取しているはちみつを売ってるのはここだけとのことで、りんごやみかんのはちみつは他のお店でもあるけれど、それは果汁が入っているのよ!と。なるほど、そうだったのか。このお店のりんごはちみつが本当に香り豊かで美味しくって思わず購入してしまった。押しの強さに押されたのも少しあるけれど、本当においしかった。ついでにはちみつレモンキャンディーも購入。昔っぽい味わいでこれもよき。

お次はピーターラビットのお店へ。イギリスと軽井沢の雰囲気は似ているようで、イギリス出身のジョンレノンも軽井沢をこよなく愛していたらしい。ピーターラビットは軽井沢と互換性ありということか。ファンシーな感じに吸い寄せられたのだけど、このショップ以外でこんなにもピーターラビットグッズを見たことがないくらいに品揃え豊富。もうすぐ母の日ということもあり母にお土産がてらエプロンを購入。

少し坂を上ると昔ながらのショップもいくつか生き残っている感じがする。レースショップや刺繍の洋服のお店、個人経営のペルシャ絨毯のお店もある。時期外れではあるけれどカシミヤ専門店も気になったので入ってみる。上品なミセスが上品なカシミヤをまとってお出迎えしてくれた。半額セールをしていてカシミヤが2万円くらいから買える。カシミヤファンにはたまらない。とはいえ、この冬に新調したこともあって、ここは我慢我慢。

軽井沢彫りの一輪挿しを以前にいただいたことがあり、その上品さが魅力的な軽井沢彫りのグッズも気になっていた。旧軽井沢銀座に数軒あって、どこも扱っている商品はだいたい同じかな。何か記念に買いたかったけれど、つまようじ入れでさえ6000円したのでちょっと手が出なかった。

意外と多いのが靴屋。軽井沢に来ると散歩したくなるからなのか?足に良い運動靴を揃えているお店が結構多い。普通では売ってない柄や色合いのスニーカーが多くて、これはこれでファンが多そうな気がする。地元に帰るとあれ?ちょっと派手?となって履かなくなってしまいそうな気がしたから、今回は見送ることにしたけれど、こういうのって日が経ってからやっぱり買っておけばよかったな~、あの色合いのスニーカーってなかなか無いよな~と後悔しがちなんだよな。

 

どんどんと坂をのぼり、軽井沢チャーチストリートへ。軽井沢チョコレートファクトリーに入ってみる。リンツでよくやっているようなチョコレートの試食を配っていたのでひとついただく。リンゴチョコにマカダミアナッツが入っていて、口に入れた瞬間りんごのさわやかな香りがふわっと口いっぱいに広がった。思わず美味し~~~い!と声が出るほど。美味しさに感動し、次の瞬間1箱手に持っていた(この後、友人にもお土産で渡したい!自分でももう少し堪能したい!と戻ってきて追加で3箱、計4箱を購入)。

 

ふらっと入ったお店で美味しい食べ物に出会える幸せが、旧軽井沢銀座にはたくさんあった。