老眼が進むにつれてコンタクトをつけるのがつらくなってきた。手元を見るとぼやけるし、夕方に目が霞むようになってきているから、家にいるときはほとんどが眼鏡生活。

これまで眼鏡はいくつもコレクションしてきたのだけど、最近の選び方はファッション性だけじゃないくて、いかにかけ心地が良いかに重点が置かれている。結構前に奮発して買った金子眼鏡は、レンズの横側から耳にかかるまでの棒をテンプルの部分というらしいのだけど、その部分が細すぎて(もはや針金)顔の側面に食い込み、夕方には痛くなってくる。そんな眼鏡は靴と同じでかけてられない。

今かけている眼鏡はとにかく楽さを売りにしたもの。今のものでも全然いいんだけど、もっと楽な眼鏡があるかもしれないという期待に胸を膨らませていざ眼鏡屋へ。

店員さんに「とにかく楽な眼鏡はどれですか」と尋ねて楽眼鏡エリアへ。なかなかいいじゃない。ふと、こういう楽なものでグラサンを作れたらいいなぁ~なんて考える。グレーな感じのグラサンをかければ、目指す素敵なミセスに一歩近づける気がして胸が躍り始めた。

店員さんからすれば、眼鏡を作りたいのかサングラスを作りたいのかどっちなんだよぉという感じで悩みに悩みまくっていたところ、「調光レンズにしてみるのはいかがですか?」と今の自分にはこれ以上ないアイデアを提案された。家にいるときは透明だけど、紫外線が当たるとグレーのレンズに変わるというもの。いいじゃないいいじゃない。即決。

とまぁこんな感じで調光レンズデビューを果たしました。2つの眼鏡を1つで叶えた気分!