5日後に手術が決まっており、腹腔鏡手術で原発巣を取り除く予定だった

最悪の場合、ストーマと呼ばれる人工肛門を作りますと言われたが、まさかそんなことにはならないだろうと皆思ったいた

コロナのせいで面会が規制されていたが、手術日には叔父と面会可能で話ができた

絶食しているせいで、退院したら食べたいものの話で盛り上がった

叔父にファイトと声をかけて、手術室の前まで見送った

とても元気そうだったから、あまり心配もしていなかった

手術時間は3時間ほどと聞いていたので、ダウンロードしていた映画を見て叔父を待つ

手術は長引いた

少し嫌な予感がした

術後の説明を受けに部屋に入ると、机の上の小さな入れ物に小指の爪ほどの塊が入っていた

嫌な予感がした

その予感は的中した

癌は切除できなかった

お腹中に癌が広がり、バイパスは不可能

小腸でストーマを増設した

パニックだった

叔父は意識が戻り病室へ戻ったが、どんな手術をしたかは伝えられていない

術後は面会ができないので、病室へ戻る姿を見てとりあえず帰る準備をした

家族に電話しないと



少しでも誰かの役に立てたら
この半年の私たちの記録

2020年5月24日
激しい腹痛を訴え、救急車で地元の病院へ

そこでの治療を不安に思い、叔父は大きな病院へ移りたいと言い、救急車で総合病院へ

腸閉塞を起こしていた

原因は大腸癌
大腸と小腸の繋ぎ目に原発巣があり、肝臓にも転移
腹膜播種もCTで確認済み
ステージⅣ

とりあえず腸閉塞の処置をしてもらった

鼻から胃管を通し、絶食

その時叔父は、原発巣を取り除き、肝臓の癌を抗がん剤で小さくしてから手術をすることを医師に勧められていた

私たち家族も、それで治ると思っていた

自覚症状があったかと聞いたら、強いて言えば1ヶ月ほど便秘のような気がしていたと言っていた

叔父も私たちも、いつも通り呑気に構えていた

ここから半年の闘病生活が始まるなんて思ってもいなかった