「子供だなんて思っていない」
「2度いいましたね」
「あゝ、大事なことだからな」
クスッと2人で笑う
「愛してる
君だけだ
俺の、、、
俺のものだ」
キスの合間に何度も囁く
今夜は大丈夫みたいだな
軽々とマヤを横抱きにすると
慣れた風にマヤが真澄の首に腕をまわす
マヤの仕草に目眩がしそうだ
、、、愛しさが溢れる
寝室にも、ベットにも、スムーズに運べた
愛を囁くと潤んだ瞳で返してくれる
幸せだ
首から鎖骨にかけて唇を滑らす
吸い付くような肌
「ん、、、、ふぅ、、、んーーー」
?!
「マヤ!!」
「おはよう」
「んーーー、っ!」
伸びをして大きく息を吐くと
隣でじっと自分を見つめる真澄と目が合う
「あ、、あれ?!」
無言の真澄
「あはは、、、寝ちゃった?」
「、、、」
「わーーー、ごめんなさい」
「いや、、いい」
気まずい、、、
真澄が焼いたベーコンと目玉焼き、サラダとトースト
マヤがコーヒーを注ぎ、真澄に出しながら言う
「私、、、事故の後遺症だと思うんです」
「何がだ」
「気持ち良くなると眠る病」
「なんだそれは」
「だっておかしいじゃないですか!」
「あゝ、おかしいのは確かだ」
「速水さん、、、目が怖い」
気まずい沈黙
「今日は休みなんだ
伊豆にでも行かないか?
日帰りだが、気分転換になる」
邸から車を呼び伊豆へ向かう
後部座席に2人で並び、真澄は左手でマヤの右手を握り、自分の左脚の上に置く
、、、気持ち良くなると眠る病
まぁ、、、、気持ちいいわけだ
退院後、急に一緒に暮らし始め
まともな付き合いもなかったから
、、、焦ることはない
そもそも、彼女を諦めようとしてたんだ
それが今は、、、
隣を見ると、、、寝てる
真澄は眉間を指で摩りながら
深く深く息を吐いた