退院するとマヤはあるビルに連れて来られた
「水城さんのマンション」
そうか、そうだよね
急に速水さんと一緒に暮らすととか
ない、、よね
「マヤ、こっちだ」
真澄がマヤの腰をそっと引き寄せる
水城が教えてくれたエレベーターとは違う場所
大都ビルと同じようにカードをかざし
そのカードをマヤに渡す
「これからは、これを」
また行き先ボタンを押してないのに上昇する
「引っ越しは済んだ」
「ここは?」
「俺の部屋だ」
「え?速水さん、水城さんと同じマンションに住んでたの?!」
「棟も違うし、セキュリティーがしっかりしているから、居住者も別の階に行けない
水城君の部屋に行く場合は、一度エントランスに降りて、彼女に解錠してもらって向こうの、、、
聞いてないな」
「聞いてます」
「俺は忙しくて使ってないが
居住者用のジムやプールがある
水城君は、たまに行ってるらしいぞ」
「、、、今度行ってみよ
あの、、、」
室内に入り廊下を進む真澄をマヤは追う
「引っ越しってここに?」
「他にどこがある」
「えと、一緒に住むってこと?」
「別々に住んでもいいが
どのみち、俺は君がいる方の部屋に泊まる
まぁ、そうだな
2軒を行き来するのも、いいかもな」
「だめです、2軒分も家賃払うなんてもったいない」
よかった、拒否されたらという心配もあったが
これで一緒に住める
よかった、速水さんと一緒にいられる
マヤに部屋を案内する
「ここが俺の書斎になってるが
資料として舞台のDVDもあるから好きにしていい
このクローゼット、こちら側を君用に」
結局、どこもマヤの自由にしていいと
最後に寝室に案内する
「わー大きいベット」ばふっとマヤがベットにダイブする
「病院のベット、狭かったから」っと真澄を見ると真っ赤になっていたから
マヤも赤面する
退院当日、マヤの全てを愛するというのは
どうなんだろう
体調もある、、、が
普通の生活をしていいと医者にも言われたし
普通の生活というものの中に
男女の営みは含まれるはずだ
今夜、、、