日本のニュースで痛ましいやつ。


子どもを保育園や幼稚園に送ったつもりで車に乗せたままだったとか、送迎バスから降ろし忘れていたとか。





そういうヒューマンエラーをなくせるかもしれないと最近思ったことがありました。







杏さんの小学校は8:35〜8:55までに登校することになっていて、8:55にベルがなります。


それまでは自由時間で、ベルがなったら先生の周りに集まる決まりになっています。




そういえば今気がついたけど、自分の「席」はないなぁ。


先生のイスの周りに集まるのがデフォ(笑)


ニュージーランドは5歳になった子から学校に行くのですが、杏さんはYear0とYear1が混ざったクラスにいます。ひとクラス10〜15人くらいで、メインの先生とサブの先生1〜3人くらいついてます。


生徒と先生の比率すごいですよね。



まぁ5月生まれなので、日本ではまだ年中さんの年。日本で暮らしてたらあと2年は保育園だったのですが。。





話が逸れましたが、ベルが鳴ったら先生の周りに集まる→先生はタブレットに出欠を記入する、、と言うのが一連の流れになっています。



この朝の出欠までに来なかった子は、遅刻したことをオフィス(日本でいう職員室)に報告して、イエローカードをもらう決まりになっています。





日本では遅刻したらめっちゃ怒られた記憶があるけど、今思うと「だからどうした」って感じ🙄

私の時代は小中と「遅刻するやつは人でなし」くらいの扱いでした。


Punctualはもちろん大事なことだけど、遅刻って人格否定するほどのことだったのかなぁ。。と今なら思う。




・・・わたしもニュージーランドに染まってる?!





ニュージーランドでホームパーティーにお呼ばれして、18時からと書いてあったら18時前に行ってはいけません😂


18時ちょうどに行ったらだいたい一番乗り。


20〜30分遅刻が普通というか、むしろマナーなのかも?という気すらします。爆




18時からのパーティーにお呼ばれして、ディナーが出て来たのは21時過ぎてたとか、結構あるあるです。



大人はいいけど、子どもはそんなに待てないからさぁ、、、まぁ子連れでパーティーに参加すること自体ほとんど無いですけど、お呼ばれしたら子どものごはんと飲み物は別で持参するのが吉です。





またまた話が逸れましたが、学校に遅刻するメンツはだいたい同じ(笑)




私たちも入学当初は8:35ちょうどに行ってたけど、「ベルが鳴るまで一緒にいて!」とせがまれるので、8:55ギリギリを目指すようになりました。




そうすると、たまに遅刻しちゃうんですよね〜。




一度、担任の先生が出欠を取り終わった時に到着したときは先生が、


「誰か杏とスクールオフィスにイエローカードもらいに行きたい人〜」


と聞いたら5人くらいが、はい!はい!と手を挙げて、杏さんが一緒に行く人を指名して、仲良く職員室に行ってました🤣




あれ、遅刻したのになんか誇らしげ?ひらめき





・・・とまぁそんなことがあってからの、先週9時過ぎに到着してしまったことがありまして。


私もその日は出勤しないといけない日だったので、バタバタと杏さんを教室に送り届けて、私も急いで出勤。



杏さんを遅刻させてしまったことも忘れていたのですが、こんなメッセージが携帯にきました。





「⭕️⭕️⭕️が学校に来ていません。学校に電話して、理由を述べよ」



という連絡が携帯にきました。



ちなみに本当に休む時は、学校に電話すると留守番電話みたいなところに誘導されて「⭕️⭕️の母です。今日は熱があるので休みます」みたいな伝言を残すことになっています。





この日はどういうことだったのかというと、杏さん遅刻する→担任が出欠に「欠」をつけた後に到着→本来ならイエローカードをもらいに行かせないといけなかったけど、たぶん行かなかった→学校のシステム的には、親からの欠席連絡なし、担任からは欠席でシステムに入力あり、遅刻の手続きもなし→無断欠席


ということでシステム的に、人の手が加わることなく、保護者である私にメッセージが来ました。





・・・これ、日本の全学校、保育園、幼稚園でも導入したら良く無いですか?


「今日は欠席だなと思ったけど保護者に電話して確認はしなかった」


という先生。先生も人間だから、うっかり忘れることはある。


ひとつのクラスに先生が2人以上いたら、もう一人の先生がやってるだろう、と確認しない可能性もある。




保護者も、子どもを車に乗せたまま忘れるなんてありえないと思うけど、本当にあり得ないことをしてしまうのが人間だし、本当に毎日いっぱいいっぱいで、ぽっかりと記憶が抜け落ちてしまうことは私にもあるから、気持ちはわかる。




この方法だと、人間の手が入らないから、ヒューマンエラーは関係なくて、自動的に淡々と連絡がいくシステムだから、万が一のセーフティーネットにすごく良いなぁと思いました。










ところで今年からピカピカの小学生になった杏さん、Term2の途中から入学して、Term 3、Term 4まで来ましたが、なかなか最初は苦戦していました。


友だちも出来ないし、意地悪な子はどこにでもいるもんで、「今日は叩かれた」「今日は髪を引っ張られた」と毎日涙の報告😢


そういうの聞くと、すぐに転校しよう!とか思っちゃうんだけど、意地悪な子や合わない子はどこにでもいるからなぁ。。。


合わない子とは関わらない。


嫌なことされたら「やめて」とはっきり言う。


自分はみんなに優しくする。


そうやって自分も強くならなきゃいけないし、Naughtyな子に引きずられて、悪い方に染まって欲しくもないし。




まぁ色々あるけど、とりあえずは様子見かな、と思ってたんですけど、Term3の終わりごろ、初めて全校生徒の前で表彰される機会があって(これもNZの学校あるあるですが、いろんなことで表彰されがち🤣)、それがすごく本人には自信になったみたいで、それ以来あまり文句を言うことなく通っています。








これは、卵から温めたひよこが孵ったときの写真。




ピカピカの一年生(0年生)、がんばりや〜!🐣