2023年2月 日本へ帰省した話




ブロ友かつ心の友のばたちゃんが日本で妊娠中ほとんど席を譲られることがなかったというブログを書いていたこともあり、今回の帰省では電車、バス、公共交通機関を利用するたびにキョロキョロして我々より席が必要な方がいないかを気にしていました。




とりあえず、いったん席に座ったら他人のことをキョロキョロしてチェックしてる人なんて私以外まず居なかった笑い泣き


そりゃそうか。みんな忙しいもんね。周りを気にするような人は居ませんでした。いや、居たのかもしれないけど、それを気取らせないのが「スマート」なのかも、日本では。




ニュージーでは突然雨が降ってきたら知らない人に「Out of no where!」なんて話しかけちゃうし、ドライバーが急ブレーキ踏んでウッッッてなったら「今の危なかったね〜」と普通に話しかけちゃう。わたしはしないけどひらめき






で、私はキョロキョロしてたんだけどすけどね、ほんとに席を譲る人はほとんど居ませんでした。





私は赤ちゃんを抱っこ紐に入れてるママさんが乗ってきた時には、「ここどうぞー」と少し離れてても声かけました。その後さらに杖を付いたおばあちゃんが乗ってきたので、気付いてない夫に、立て!と声をかけておばあちゃんにも座ってもらいました。




10代20代だったら恥ずかしくて声かけられなかったかもな〜。


なんであの頃は恥ずかしかったんだろう?🤔


躊躇なく声をかける自分を客観視して、わたしもたくましいおばさんになったなぁと思いました。








しかし日本滞在も一週間も過ぎると、だんだん気がついてきました。






高齢化社会日本。





そもそも平日の昼間にバスや電車を利用するのは老人がほとんどな件😅





だからお年寄りに席を譲る人は、毎回毎回毎回席を譲らないといけないんですよね。




ウチの父と姉は電車バスでは座らない主義だそうです。座ってもすぐ譲らないといけなくなるから、最初から座らないんだって。





なるほどなーと思ったよね。






ニュージーではお年寄り、赤ちゃん連れ、妊婦、障がい者といった「席を譲りましょう」とされている人々が乗ってくる確率が日本と比べたら圧倒的に少ないと思います。


なので一般の乗客はむしろ虎視眈々と譲る機会を狙っているというか。。。


ご老人が乗って来たら、ドヤ顔で我先にみんな席譲るよね〜😂


私が妊婦でバス通してた頃は100%譲ってもらってたなぁ。


特に学生さんが多かった。


昔まだ20代の頃、「大人」ってだけで譲られた時はびっくりしたけれども🤣


学生さんは学生料金で利用してるので満額払ってる大人に席を譲るようにと学校で指導されてるとかなんとか?






なんかさぁ、話はちょっと逸れるけども、日本では有休が取りづらいのと通じるものがあるなーと思いました。




上司が「明日子供とディズニーランド行くから有休取るね」と普通に言える会社だったら、みんなもっと休むと思うんだよね。


ニュージーなんてSick leave(傷病休暇)が年に10日ですよ⁉️


日本で働いていたとき、風邪で休むときに傷病休暇を使ったことありませんでした。どうせ有休貯まってるから、有休使うのが当たり前だと思ってた。


ニュージーの休み過ぎもどうかと思うんだけど、でもそれが「普通」、それが「当たり前」で「お互い様」な社会の方が、健全でサスティナブルなのかなぁと、ふたつの国を経験してる立場からは思う。


「休みのために働いてる」と堂々と公言できる社会、良くないですか?ニコニコ


ちなみに今回の帰省中、日本の友だちには「えっ!4週間も休みなの?すご!」と驚かれ、ニュージーの同僚や友だちには「せっかく4年ぶりに帰国するのにたった3週間ちょいしか帰らないの?もったいない!」と驚かれました。これぞ文化の違い(笑)






席を譲る・譲らない問題も、学校で教えることも大事だけど、実際に席を譲る、譲られる光景を見て、子どもたちは大きくなってから自分たちも同じようにするんじゃないかなぁ。特にそれが特別なことと思わず、「普通」にね。



しかし高齢化社会でバスに乗るのもお年寄りばかりになったら、ニュージーでも毎回譲られることは少なくなるかもなぁ。


バスでの一コマで、社会の縮図を目の当たりにした気がしました。








最近お昼寝無しがデフォになってきた檸檬さんですが電車の揺れは心地よくて寝るよね〜ひらめき






上野のパンダ🐼 






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