みぶきえみです。
noteで書いてる物語は
余韻を楽しんでほしいから
あまり解説はしてない。
でも、これは書いておきたいなと。
私が忘れるかもしれないから![]()
月の記憶と
透明な感覚について
「ピュアライズの旅」を
書き終えてから
少し時間をおいて
この物語の構造が見えてきた。
言葉で説明するより
物語で感じてほしくて
書いたものだけど
少しだけ解説を。
物語の中で主人公が
通り抜けていく場所。
見栄の森、期待の沼、完璧主義のビル
罪悪感のバラ園、嫉妬の採掘場。
これが「月の記憶」
幼い頃から積み重なってきた
感情や体験の層であり
自分が
どう意味づけしてきたのか。
大人になるほど
そこに他人の声や
期待が混ざっていく場所。
その一つひとつに気づきながら
棘ごと受け入れていく。
その先に、戻ってくる場所がある。
それが「透明な感覚」
清らかであることではなく
ただ、自分の声だけが
残っている状態。
月の記憶を通り抜けるから
透明な感覚に戻れる。
外の風景を
旅しているようでいて
いつの間にか
自分の内側を見ている
時間でもある。
バラバラではなく
ひとつの流れの中にある。
外側を巡りながら
内側へ戻っていく物語。
そういう構造だったのだと
書き終えてから気づいた。
私たちは、自分の経験から
沢山の囚われを作ってる。
けど、それを
ほどいていく力も持ってる。
私自身が、その流れを
経験してきたからこそ
こんなに、人生が変わったって
伝えたい。
そして、これを書きながら
作品で伝える力に
不安があるんだなって
自分を冷静に見てる。
そんな自分も愛おしい。











