「本音。」 ~ 子供を取り巻く闇をあなたは知っていますか?~ | 北極星を目指す旅のうたびと 詠美衣(えみい)のブログ

北極星を目指す旅のうたびと 詠美衣(えみい)のブログ

歌うことで酸素を取り込む-“ウタ呼吸”で生きてます。

目指すは北極星。

暗闇で彷徨う人の命をつなぐ、小さな光になれたら…
そんな想いで詠(うた)っています。

今日は、みなさんに知ってもらいたものがあります。

映画監督「紀里谷和明」さんによるクラウドファウンディング(※)
「社会問題に鋭く切り込む映像プロジェクト第ニ弾!
子供を取り巻く闇をあなたは知っていますか?」
(6/29まで。あと15日)

※クラウドファンディングとは、自らのアイデアをネット上でプレゼンテーションすることで、
そのアイデアへの賛同者と資金を集め、アイディアを実現させるための方法のことです。

社会問題に、真正面に向き合い、発信しようとしている紀里谷さん。
こういう人が世の中にいるということが、私にとって救いだ。。。

紀里谷さんのプロジェクトへの想いに共感しすぎたので、ぜひ読んでください。

~~~~~紀里谷さんの言葉から引用~~~~~

俺たちは、この世界の犠牲や痛みを、
リアルに感じることができているんだろうか。

電力の問題。食料、ゴミ、環境問題。労働環境。貧困、戦争。
ふだん、見過ごしてる中に、どれだけ問題が溢れてんのか?
便利な世の中に安住してしまった我々が、
世界の実態を想像すらできてないことが、最大の問題だと思うんだ。

一方で、伝える側にも問題はある。多くの映像作品には、
スポンサー・協賛企業の事情、社会のタブーなど様々な
角度から制限がかかることになる。

もちろん、必要な制限というか、見る人への配慮は
大切なファクターなんだけれども。

ただ、本当に発信すべきメッセージを誰かの胸に届けるためには、
時に生易しい表現じゃダメなんだ。

映像が伝える問題から目を背けられなくなって、
行動せざるを得なくなるような、そういう強度をもった表現が、
いまの日本には足りないように思う。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


私自身、様々な社会問題にどう向き合っていこう、そして、
どう発信していくのがいいのだろうと自問自答し続けている。


実体験を伴った言葉のほうが「言霊」が宿るので響きやすいだろうと思って
今は、私が父を自死で失い、乗り越えていく過程で学んだことや
福島の児童養護施設やラジオで演奏させてもらったときのことを中心に、
歌や文字、生き様そのものを通して、メッセージを伝えている。


だけど、私がこういう社会問題的な記事をfacebookなんかに投稿したりすると、
「いいね」の数が他の記事に比べて減る・・・・ような気がしているのは、気のせいかしら?

もちろん「いいね」の数で計れるものではないのだけれど、
"見て見ぬふり"の数がそのまま可視化されてしまったように感じて、
どうも悲しくなってしまったりする。。。

"まだ人生の半分も生きてない小娘が何を偉そうに"

という嫌悪を感じて、スルーしている人もいると思う。
実際、まだまだ未熟な人間なので、精進していきますと素直に思う所存です。

一方で、私のノー天気な日常をさりげなく書いた記事に
たくさん「いいね」がつくと、複雑な気持ちになってしまう。


自分で言っちゃうのもなんだけど、それこそどうでも「いいね」な記事なわけで、、
本当に「いいね」とか「シェア」で拡散してもらえたらと思うのは前者なんだよね、
本音をいうと。


たしかに、ノー天気な記事や明るい歌のほうがいいよね。

誰だって、悲しい気持ちには、なりたくないもんね。

できれば「死」とか「闇」の部分は意識したくないよね。


わかります。もちろん、私は小さな幸せもたくさんシェアしていきたいし、
みんなにいつもダークサイドを見てほしいと思っているわけではない。


だけど、私が本当に本当に一番伝えたいことの中には、

みんなが目や耳をふさぎたくなるようなものを避けては

なかなか伝えられないことがあるんです。


暑苦しいかもしれないけれど、それを伝えていくことが私の使命です。


そんな重たいもの背負って歌わなくていいという人もいるけれど、
今は、それ以外に、ステージに立つ意味をあまり見いだせなくて。


今、とにかく、伝えたいことは、


明日は我が身かもしれないということ。


もう他人事ではいられないということ。


私だって、まさか高校生の時に

自分のお父さんをこんなに早く失うなんて、思ってなかった。

本当に1mmたりとも思ってなかったんだよ。ましてや自殺でなんて。


そして、小学生のころは、通知表のコメントで「明朗活発」と毎回書かれていた

おてんば娘だった私が、自分も死のうと考える日が来るなんて、

本当に信じられなかったよ。



これは当時の私の日記に描いてあったラクガキです。


{2AD339C0-AE41-4E6A-9113-618FC6DCADA7:01}


自分も死んでしまいたいというセリフをお経のように書き連ねた日々。

誰にも言えなくて、音楽だけが話し相手だった日々。

言葉や絵だけではもう足りなくて、近所迷惑にならないように

湯船の水の中で
歌い叫んだ日々。



もうこんな想い、誰もしないでほしいんだ。



だから、お願い、"我が身"になってからでは遅いから。


あんなに大きな地震だって、誰もが予想していなかったこと。


手遅れになる前に、目を覚ましてって、必死にもなってしまうよ。


だって、このままじゃ、第三次世界大戦が起こってもおかしくないし。


話が飛びすぎだって?そんなことないよ、全部つながってるよ。


ここまでみんなが無関心なら、どうやって関心を持ってもらおうか?


行き着いた先・・・・恐ろしいことを考えたこともある。


例えば、自殺の問題を本気で伝えるんだったら、

私が自殺して、それを実際にみんなに見て感じてもらうのが

一番手っ取り早いんじゃないか、、、、、とかね。

そこまで考えてしまったこともある。

それくらい、伝えたいこと。


やっぱ、当事者じゃないと、
社会問題って向き合えないもんなのかな?


そんなに私たちの想像力、人を想いやる気持ちって、
低下してしまったのかな?


紀里谷さんの動画は、そんな私たちの
感情や感性を喚起させえてくれるものがある。
だから、第二弾のプロジェクトも本当に応援したい。

■第一弾プロジェクトで作成された動画がこちら
https://www.makuake.com/project/kazuakikiriya/


前回は、「毛皮」の問題を扱ったプロジェクト。
これを見るまで、正直知らなかったこともあったけど、
この動画を見てから、やっぱり意識するようになった。

比べるものではないかもしれないけど、
前回のプロジェクトでは150万以上支援金が集まったのに、
今回の動画プロジェクトはあと締切まであと15日なのにまだその3/1。

それだけ、この問題が、目をそむけたくなるほど
重要な問題であることを意味するのだと思う。

だから私は一緒になって、紀里谷さんを応援したい。

紀里谷さんの言葉に、

「世界は変えられないかもしれないけど、風潮は変えられる。」

というのがあって、私もそれを信じたい。

もちろん受け手への配慮は必要だけど、
表現すること、発信することって大事なんだと私は勇気をもらえた。

最終的に、それを見て何を感じ、想うかは、受信者次第になるけれど。

あなたの心の隅に、大事なメッセージの小さな種が落ちて、
いつかその人にベストなタイミングで育ってくれたらと願うしかない。

けど、もし今、この瞬間に何かを感じてくれたら、
どうかその想いを少しでいいから形にしてみませんか。

お金ないのに自己犠牲してまで、支援しろとは言いません。
私も身の丈に合った金額しか支援していません。

でも、よかったらいいねやシェアで広めていただくことはできませんか?

知ることから、思いやりが始まるから。
どうかよろしくお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう。


映画監督「紀里谷和明」さんによるクラウドファウンディング:
「社会問題に鋭く切り込む映像プロジェクト第ニ弾!
子供を取り巻く闇をあなたは知っていますか?」

▼もうすぐ締切です。(6/29まで。あと15日)
https://www.makuake.com/project/kazuaki-kiriya/