「あ~なに聴こうかなー」ってiPodの中を探すとき、
自分のつくった歌を聴きたいって思うことってなかったんだけど、、、
今日は初めて、自分の歌を聴きたくなったんだ。
詠美衣として、初めてつくったオリジナル曲。
『コオリノココロ』
「あれれ、我ながら、なかなか良い歌つくったじゃん」と、
今になってようやくこの歌の素晴らしさに気付かされたのです。
一番最初につくった曲ってこともあって、
なんというか、もう言い表せないくらい、
ピュアなんだよね。
きれいな言葉やメロディーが並んでいるという意味のピュアではなくて、
例えば、
♪「もしも心が見えたのなら
私のココロは血まみれ
カサブタだらけだったんだろう」
なんて、下手したら中2病だと言われてしまいそうなくらい
ちょっぴり恥ずかしくて、生々しい表現も
平気で書いちゃってるあたりがね(笑)
一時期はこっそり歌詞を変えてしまおうかと思ったんだけど、
そのときの私が本当に思ったこと、感じたことなんだから、
仕方あるまい!と開き直って(笑)今は堂々と歌っています^^♪
(今となってはそんな過去の自分さえ愛おしく思えるのは、
少し自分が成長した証なんだろうか。。そう思いたい。笑)
言葉では表現しきれなくなってしまった想い、感覚をなんとか
表現したくて、その一心で紡ぎ出した言葉とメロディー。
作詞、作曲の知識がまったくない中、
鼻歌でつくったメロディーに、
覚えたてのギターのコードを片っ端から当てはめて、
やっとぴったり合うのが見つかって、やーっとサビができてさ・・・
あの瞬間は本当に嬉しかったなぁ。
嬉しいやらなんやら、もうなんかよくわかんないけど
泣きながら歌ったもんだ。何かが報われた気がした。
この曲も、心・感情の解放がテーマだから、余計に。。。
人に優しくされたとき、胸が熱くなって、
目頭も熱くなって、涙が溢れて止まらなくなる。
・・・あなたもそんな経験をしたことありませんか?
それはあなたのコオリノココロが溶けたからだと思うんだ。
心の中は誰にも見えない。誰も手を伸ばせない。
人のこころのあたたかさだけが、
それを溶かすことができるんだ。
心を傷つけられるのも「人」だけど、心を癒されるのもまた「人」なんだ。
大人になるにつれ、人前で泣けない場面が増えるけど、
本当は一人で我慢しないで、大切な人の前くらい、涙見せてもいいんだよって
本気で伝えたくてつくった歌。
そして、コオリノココロを溶かし、その溢れた涙をぬぐってくれる人への感謝の歌。
太陽の光だけじゃ、
虹はかからない。花は育たない。
雨が降って初めて、虹が出るんだ。花が咲くんだ。
♪『コオリノココロ』歌詞から一部抜粋
あなたのあたたかな腕の中で
私のコオリノココロは
溶けて涙になったんだね
もしも心が見えたのなら
私のココロは脆くて
ヒビ割れだらけだったんだろう
涙に変われ コオリノココロ....