嵐でいつ散ってもいいように咲き誇っていたい。
だけど、そろそろ枝にしがみついているのも疲れ、
そっと手を離してしまいたい気持ちになってしまうときもある。
私の最期は、
音楽葬で、私の好きな歌をずーっと流していてほしいな。
そして、そのあとは、樹木葬でさくらの木を植えてもらい、
その下で安らかに眠り、土に還りたい。
地道に根を張り・・・大きくなったら、
毎年、毎年、儚くも見事に咲いて、
道ゆく人に笑顔と安らぎを与えるんだ。
ただそこに佇み、ほほえんでいるだけで、
人をやわらかい笑顔にさせる。
心にみずみずしい花を咲かせる。
さくらよ、さくら。
そんなあなたに、私は憧れてやまない。