約束を守る子・守らない子 | 日本の誇りを取り戻そう

日本の誇りを取り戻そう

自分の命よりも大切なものがある。
時には、命を懸けてでも守るべきものがある。
最も価値ある人生を生きるためのルールとは・・・

こんにちは、豊田恵美ですニコニコ

教育の仕事に携わるようになって、

早いもので8年目に入りました。

この8年の間で、5人の子宝に恵まれ

頭の中の教育論から

実際の真剣勝負の現場教育を毎日24時間体制で

携わらせてもらっている

最高の環境をすごしています。


以前にも少し書きましたが、

私は自分の子供以外にも全国の有志を集めて

年3~4回の短期スクールを行っています。

小学生~大学生が数十名集まって

それぞれの学業の予習復習をしたり

縦割り教育法でアクティビティをしたり

ひとつの家族同然に愛と信頼で結び合う“大家族暮らし”を体験したりと

人間として何よりも重要な“人間力”の育成に力を注いでいます。



その中で、年齢(学年)に関係なく

約束をきちんと守る子

約束を基本的に守らない子

の二通りに分かれますが、

その違いは何なのだろうか

と常に向き合ってきました。



家庭環境
学校環境
本人の性格


これらが大きな要因になってるのは間違いありません。


ただ、一言で「家庭環境」と言っても

その詳細がどこにあるのかあまりにも広すぎます。




よく「家庭環境が違うからね」と

諦め台詞をはく先生や保護者がいますが


では、家庭環境の中の何が違うのでしょうか。


その一言で、一人の“人格”を批評して終えていいのでしょうか。



私は、突き詰めていくと


根幹要因は“幼児期にかけられた言葉”だと思います。


人間の人格形成は、誕生直後、もっと言えば胎教が始まる胎内から

既にスタートしていると考えています。


大きくは“親が接するとき”のポイントで

その次に“第三者が接するとき”のポイントが関わってきます。


つまりは、当たり前の日常生活の中でのこと。

教育の根幹として、特に物事の良し悪しを正確に教えなくてはなりません。

そのために、しかる・ほめるなど、周囲は毎日大忙しです。



叱る
 ・軽く叱ればいい場合
 ・やや強めに叱らなくてはいけない場合
 ・真剣勝負で叱らなくてはいけない場合

など、叱る行動ひとつでも、

何をしたときには、どのように叱るかということが変わってきます。


たとえば、いつもガミガミ言っているようでは、

ここぞと言う時に「またいつもの話だ」と馬耳東風に。

普段はあまり叱らない人が「どかーん」と派手に叱ると

「これだけは二度としてはいけない!」と危険を察知して

二度とやらなくなったりします。




具体例で言うと

1歳の子が日頃から母親の台所に立つ姿を観察していて

いつも気になっていた“包丁を入れている戸”を

「シメシメ♪にひひ」と大人の目を盗んで開けてしまい

今にも遊びだそうとしている瞬間に

「こらー!!!むかっ

と大声を出されたら

びくっと飛び上がるか、泣き出してしまうコもいるかもしれません。


でも、「あんな戸、もう二度と開けるもんか!なき

と、心に刻むものです。


“そんなことしたら可愛そう”
“ちゃんと見ていなかった親がいけないのに”

と思う方も多いかもしれません。

でも、これは“ここぞという時”なんです。


なぜか。


単純です。それは、“命にかかわる”から。


もしこのとき、「こらー!」じゃなくて「あらあら、あぶないわよニコニコ

なんて、軽く注意する程度で終わると

また大人の目を盗んで同じことをするわけです。

本当にまかり間違って、取り返しのつかないことになっては大変です。



たとえ1歳の赤ちゃんだって、大人が思っている以上に

洞察力は鋭く、頭の回転は速く、情緒豊かで、とーっても賢い!

立派な人間なんです。



では、子供の大好きな遊びのひとつでもある

“ティッシュ引き出しちゃえ!”あそび。


これは、大人にとっては悩みの種。


そうです。“ダメことはダメ”と教えなくてはいけない。


そこで、ティッシュを引き出した1歳の赤ちゃんに

「こらーーーー!!!!むかっ

って、いいでしょうか。


うーん、これで懲りて次もまたやらなくなるかもしれない。


と思いたいですが


実際ティッシュごときで大声出されたら

きっとこのお母さんは、日常のあらゆるところで「こらーーー!!むかっ」を連発しなくてはいけないはずです。

ということは、ここぞという時、命にかかわる重大なときに

「こらーーーーー!!むかっ」の効き目が薄れてしまう。



ティッシュくらいは

「これは大事なものだから、おもちゃにしないでね。」


このくらいの軽さでも十分じゃないでしょうか。

もしくは、子供の発達的に物を引っ張る、ちりばめる、など

面白くてたまらない時期ですから、

ティッシュのほかにそれができるモノを与えてあげるとか

思い切って、かわいそうなティッシュたちにごめんを言いながら目を瞑る


そのくらいのデカイ腹があってもいいかもしれないです。




何でもかんでも「ダメダメ」言われてしまっては

子供たちは窮屈すぎてパンクしてしまいます。


何でも夢がかなう、目的を持ったら達成できる・・・

そういう訓練は、実はこういう小さい時期から始まっているんです。


自分はできる、目標を持てばかなえられる、

そういう思いを育てることこそが

大きくなったときに壁にぶち当たっても乗り越える力を備えられるための

基礎力をつけることができるんです合格




話は戻り、


約束を守る子

守らない子


この差は、日常の中でこの子が約束に対して

どのような印象を持っているか、

どのような思い入れをしているかで

生まれてくるものだと思います。

そしてその印象や思い入れは


幼いころの大人とのかかわりの中で培われたものであることは

間違いありません。


大人が約束を守らずに、約束を守る子は育ちません。

大人が信念を貫かずに、強い精神力を持つ子は育ちません。


家庭単位で見れば親が一番身近な大人ですが、

実際は社会全体が全ての子供たちの親であり教育者なんです。


全ての大人はいつどこでどんな風に子供たちに影響を与えているかわかりません。

でも、子供たちはいつも大人を見ています。




世界中の子供たちにお手本にされても恥ずかしくない生き方をしたいですよね。


いろいろな問題が浮上する現代。

でも、「子供たちが喜ぶには?」と考えれば

大人の私利私欲ではなく、未来の幸福を一番に考えれば

問題解決の糸口は意外と単純に見えてくるものかもしれません。

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