
ぇみです。
いつもありがとうございます

先日、平日の放課後に開いている
動機付け教室・寺小屋の生徒たちの親御さんと
保護者面談を行いました

『教育』とは
家庭がそのベースであって、
私たち教育者はあくまでもサポートに過ぎません。
ですので、家庭での様子を伺うことと、
教室での様子をお伝えすること、
この情報交換が、一人の宝を大きく磨き上げるのに
とーっても重要なことだと思っています

そして、家庭での不満を子どもたちはよく先生に打ち明けてくると思いますが
その時に、絶対に先生側は
「家庭で出来ないことをここではやってあげてるんだ」と
思ってはいけないと肝に銘じています。
親より自分のほうが信頼されている、と錯覚してはいけないという意味です

前置きはこの辺にしておいて・・・
今日はクラスであった実話を元に書きたいと思います。
クラスで一番元気が良くていつも明るい6年生の女の子。
その日は、前日にちょっとした問題があって
授業の後に呼び出して話をしました。
とても素直で純粋なその子は、
私の話をすんなり理解して反省していましたが、
しばらく席を立とうとしないので、
何か問題があるのか、お母さんが心配するから早く帰ろうと促すと
突然ボロボロと大粒の涙を落として顔を伏せました。
「どうしたの?家で何かあった?」

・・・
どうやら親子関係が上手くいっていなかったようです

子ども側の言い分を聞くと、
障害を持った弟にばかりかまって、
自分はいつも放って置かれているというのと、
お母さんが障害児の支援協会の会長になって忙しく
ほとんど家にいないためご飯はカップラーメンや冷凍食品が増えたことなど
いつの間にか根底で「さみしい」「愛されていない」と
錯覚してしまった原因を聞き出すことができました。
私が伝えたこと、
どんなことがあっても親御さんは他の何よりも
あなたの事を大切に思っているということ。
お母さんは誰よりも“人のためになる仕事”を率先して行っている
立派な方だから、そのことに誇りを持つべきだということ。
お母さんは、家事も早いし何でも出来る方だけど、
今はとても忙しくなって大変だから、
こういう時こそ、誰よりも信頼できる娘のあなたが
もっともっと助けになって家の手伝いも進んでやったらいいということ。
そして、最後には
もう6年生なんだから、
時には夕食くらい作って待っていたらどうかと打診しました。
本人は、一先ず納得して帰りました。
しかし、心を満たせるのは親の愛情だけ。
早速お母さんに連絡し、早急に面談の機会を設けました。
お母さんに、事実をお伝えすると
涙を浮かべて自分がいけなかったと反省されて、
すぐに生活面での一つ一つ改めることを実行すると話されました。
その他にもたくさん困っている事などをお話して下さいました。
そして、人生の大先輩でもある親御さんに対して
偉そうなことを言って申し訳ないと話していましたら、
なんと親御さんのほうが、感謝だ、感謝だと言って下さり、
更に安心して子どもを任せられると言っていただけました

その日の夜にはお礼のメールがたくさんの暖かいお言葉と共に届きました。
次の日から、彼女は更に明るくなった気がします。
自分の夢や目標を堂々と宣言して、どんどん前向きに進むようになり
「やっぱり親の愛情ってすばらしい!」
そう実感しました。
私たち教育者側の心得として絶対なのが、
ご両親の上(目線)に立ってはいけないということ

絶対に壊してはいけない秩序がそこにはあります。
親子関係以上に近い関係はありえないからです


私たち教育者の仕事は、
徹底的に親御さんとお子さんをつなぐこと。
そのサポートであると自覚しています

幼い頃に「愛されていない」と感じて育った子は
大きくなってからも
その才能や能力を十分に発揮することが困難になります。
だからこそ、私たちが必ず信念として伝えなくてはいけないのが
お父さん・お母さんの愛情は
産まれた時から今に至るまで
一度も変わらずたっぷりあなたに注がれているよ
ということ。
今回もまたそのことを大切さを身をもって体感しました

一人でも多くの子どもたちが
親からの愛情に感謝してすくすくと心を育てていけるように
真心を尽くして・・・
今日も寺小屋で子どもたちの帰りを待ちます

読んでいただきありがとうございました




