お遊戯会の振り返り。
2学期に入ってから、家でも一生懸命にセリフやダンスを練習していた娘。
「ねずみの嫁入り」の劇をやるらしく、自らお母さんネズミ役に立候補したと。
後日先生からは他にも数名立候補した子がいたけれど娘の意思が固く、他の子が譲ってくれたそう。なぜお母さん役が良かったのか本人に聞いても理由はわからなかったけど、はっきり意思があることは嬉しく。我が強すぎてないかは心配だけど。
娘に楽しみにしてるね〜と言うと、演技中は舞台から手を振れないよと予め断られて、笑えるやら成長が嬉しいやら。
当日。
園児がくじ引きで決定という配慮が素晴らしい方法で振り分けられた席に着席。
幕が開いたら娘はニコニコしながら楽しそうに登場して。
ダンスも上手だったし、お友達も増えてきて楽しい幼稚園生活を送れているようで良かったなと安堵。衣装も可愛くて、写真を撮りまくり
各家庭で準備を頼まれたのは靴下程度だったのに何種類も違う衣装があって、先生方はどうやって準備してるんだろう。着回しかな?
ただ気になってしまったのが、演目の内容で。
そもそもタイトルの「嫁入り」に引っかかってはいたけど… ネズミの娘の両親が、世界一強い人と結婚させようと、いろんな相手に「娘をお嫁さんにしてください」と頼むストーリー。
お母さん役の娘は何度も「お嫁さんにしてください」と頭を下げていて、それを観てると募ってくる違和感。
そもそも親が娘の結婚相手を決めるのも、お嫁に貰ってと頼むのも時代遅れ過ぎて、我が娘にはそんな教育したくないな、と。
ランドセルが自由に選べるようになったんだし、幼稚園教育も男女平等の概念が入ってきてると思ってたんだけど…
感想アンケートがあったので、迷いつつも僭越ながら思ったことを書きまして。
すると担任の先生から面談時に、「仰られるまで、考えたこともなかったです」と。
園長先生とも時代の流れを考えれば当然の意見。若い保育士たちはどう考えてるのかも含めて、今後さらに話し合おうということになりました、と。
園児のことを第一に、保護者にも真摯に対応してくれる「古き良き」な幼稚園なんだけど…
考えたこともなかったのか
後日。これを会社の先輩方に話したら、爆笑しつつも、この先もっと色々あるよ〜と言われ。
黒板に落書きしたことから発展して教頭先生と面談になったり、中3息子が、寝坊して泣きながら登校してきたと心配した担任から電話が掛かってきたり…
え、男子で?と聞いたら、その質問ダメでしょ、ジェンダーレスじゃないの?と即座に突っ込まれ。
…おっしゃる通りで。
とにかく子育ては思い通りにはならないそう。
正念場で踏ん張らなかったり、些細なことでも撃沈するから怒れなかったり。
…大変勉強になりました。
今年のお弁当修行も終わってホッとしたところだけど、小学校リサーチを進めなきゃ。
この本を読んでみたけど、結局、高級住宅=学業熱心な家庭が集まるという、それはそうだよねということしか私は学べず。
ただパワーカップル比率が全国でみれば3%だけど、23区でみると30%というのは納得。
そりゃ都内は教育関連も充実するわけよね…
ほかの本も探してみよう。