そもそものきっかけはこの夏の小琉球への旅行でした。

現地での足がバイクか電動自転車とのことで、

バイクの免許があった方がいいのかなと。

 

日本の普通自動車の免許には原付の免許も含まれるので、

台湾で免許証を書き換えると、小型車(普通自動車)の免許と同時に

普通軽型機車(50cc以下のバイク)の免許が手に入ると誰かのブログで読み、

だったら台湾で車の運転するつもりはないけど(バイク多すぎて怖い)

書き換えてもいいかもなーと思ったのでした。

 

結論から言うと、

普通自動車免許の書き換えではバイクの免許は発行してもらえませんでした

😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

 

でも当然のことながら自動車の免許は発行してもらえたので、

今回はその方法について記しておこうと思います。

誰かのお役に立てますように。

 

 

免許書き換えの条件

まずはそもそも論として、免許の書き換えには条件があります。

・居留期間6ヶ月以上の台湾の居留証保持者であること

・有効期限内の日本の運転免許証を保有していること

 

当たり前ですが旅行者は台湾の免許を取得することはできません。

さらに当たり前ですが、存在しない免許は書き換えられません。

 

免許書き換えに必要なもの

①パスポート原本

②台湾の居留証(居留期間が6か月以上のもの)
③日本の運転免許証(有効期限内のもの)
④日本の運転免許証の中国語翻訳文(有効期間が発行日から1年以内のもの)
⑤写真2枚(約2.8x約3.5cm(1吋) / 2年以内)

⑥普通汽車駕駛執照登記書(運転免許申請書)
⑦翻訳代 480元

⑧身体検査代 250元

⑨発行手数料 200元

 

免許書き換えの方法

免許証の書き換えには大きく分けて以下の3つのプロセスが生じます。

 

①日本台湾交流協会で日本の免許証を中国語に翻訳してもらう

②所定の医療機関で身体検査を受け、運転免許申請書に検査結果を記入してもらう

③監理站で免許証を申請する

 

 

ではそれぞれのプロセスを見ていきましょう。

以下はあくまで2023年6月時点での私個人の体験になります。

居住エリアや時期などで諸々異なる可能性もありますので予めご了承ください。

 

 

①日本の免許証の中国語翻訳

私は台北市の北部在住なので、

台北の日本台湾交流協会に行って翻訳を依頼しました。

 

 

105 台北市松山區慶城街28號

最寄は緑のラインの南京復興駅になります。

 

運転免許証中国語翻訳文申請書に記入して運転免許証と共に窓口で提出します。

 

 

通常20〜30分ほどで発行してもらえると聞き、午前受付終了時間45分前に行った所、

混雑していた関係か受け取りはお昼休み後の午後になってしまったので、

時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

 

なお、建物の地下に証明写真ブースがあったので、私はそこで写真を撮りました。

 

②身体検査

我が家から1番近くてアクセスも悪くない士林監理站で申請することにしたのですが、

免許証用の身体検査をしてくれる機関をこちらのリストから探したところ、

士林監理站のすぐ近くに一軒専門の診療所があったので、

そちら(士林承德診所)に当日飛び込みで行きました。

 

 

 

免許証用の身体検査専門でやっているだけあって説明などする必要が一切なく、

なんなら院長先生日本語もちょっとお出来になるので大変ありがたかったです。

運転免許申請書もこちらで入手できました。

 

 

身体検査は身長体重色覚視力聴力、

あとはしゃがめるかとかのめっちゃ簡単な検査で、

落ちる人はまぁいないのではないでしょうか。

 

③免許証申請

さて、身体検査をパスして申請書に病院のハンコをもらったらその足で監理站へ。

 

 

1階中央の発券機で番号をもらい、指定された番号のブース前で待ちます。

 

 

中国語あんまり喋れなくても必要書類を渡せば大丈夫。

係の人が内容を確認したら料金を支払って終了、

その場でなんとパウチっこで発行されます。

 

 

私はこの時点までバイクの免許も発行されると信じていたのですが

(申請書も自動車とバイク用に2種類ゲットしました)

最近の普通自動車免許証には「原付運転可」の一文が記載されていないため

(昔のにはありましたよね?)、ない一文は当然翻訳されておらず、

「でも日本の普通自動車免許で原付に乗れるんです〜」と粘ってはみましたが

当然無理でした。

 

 

ダメ元で日台交流協会にも問い合わせてみましたが、

やはり書いてないものは翻訳できないと。まぁそりゃそうですよね…

 

と、言うわけで「バイク免許取得への道②」へと続きます。

 

 

こちらの日本台湾交流協会のサイトも併せてご確認ください。