前の記事
吐いたら少し楽になったので、夫に支えられなが家に入り、夫が作ってくれたおかゆを少し食べ、薬を飲み、歯磨きをしてベットへ行きました。
(この頃の記憶はほとんど無いのですが、歯磨きは歯ブラシをガジガジ噛んでただけだったそうです。)
頭が痛くて痛くて気を失うように寝ました。
翌朝、私は呼びかけに答えず、理性を失った顔で空を見つめていてそうです。
この時はかろうじて意識が1分間に数秒位戻る時があって、その時の風景が写真のように記憶に残ってます。
夫が救急車を呼び、救急隊員がストレッチャーに私を乗せ、救急車に運び込まれました。
救急隊員が「わかりますか?力入りますか?」
と手を持ち上げて、手を離した瞬間、
一瞬だけ、ガッと意識が戻り、
救急隊員と夫の顔を見て、
「あ、死ぬかもしれないな・・・でも、死ぬ時って意外とこわくないもんなんだな・・・」
と思った瞬間完全に意識を失いました。
私はアイソトープ治療をした隣町の大きな病院へ搬送されました。
次の記事