西日本は台風の影響が心配ですね。

 大きな被害が出ません様にと祈っております。

 

 巷ではキャロットの募集馬の話題で盛り上がってますが、

 私はまだちゃんと見ることが出来ておりません。

 

 

 

 今週の月曜日に、チャールズの精巣の摘出手術をしました。

 高齢のリスクはあるものの、手術するならこのタイミングしかないということで

 さんざん悩んだ結果、手術をお願いすることにしました。

 

 月曜日の朝に病院へ連れて行き、血液検査をしましたが

 特に不安なデータはありませんでした。

 午後に手術をして、何もなければ翌日には退院の予定です。

 

 「何かあれば連絡します」とのことでしたが、

 特に連絡もなく、無事に手術は終わったのだと思っていました。

 

 

 翌朝、先生から電話がありました。

 

 手術は無事に終わったとのことだったので、まずはひと安心。

 と、思ったら

 

 「麻酔から覚める前に心停止しました。

  でもすぐに息を吹き返したので大丈夫だったのですが、

  神経障害が出ていて、斜頸の症状があります。

  それからおしっこが出なくて、もしかしたら急性の腎不全かもしれません」

 

 もう目の前が真っ暗。

 手術することを選択しなければよかったと激しく後悔しました。

 

 「意識のあるうちにお家に連れて帰ってあげたほうが良いと思います」

 

 電話を頂いた時は職場にいましたが、

 大急ぎで病院へ駆けつけました。

 取りあえず生きているうちに会いたいと。

 

 

 病院では、どんな状態で連れてこられるのかと生きた心地がしませんでしたが、

 首元に点滴の管がついているものの、そんなに危険な状態には見えませんでした。

 

 今の症状が、手術のストレスによる一過性のものなのか、現状ではわからないとのこと。

 いつもの環境に戻ったら治るかもしれないので、家で様子をみて下さいと言われました。

 

 家に戻ってケージに入れると、自立できずに横になったままでした。

 食欲はあったので豆乳を与えていたら、急に痙攣の発作が起こりました。

 子どもの熱性けいれんみたいな感じです。

 

 30秒ほど続く痙攣は、2時間ほどの間隔で5回ありましたが、

 夜には治まって一安心。

 そして尿も夕方にはしっかり出たので、こちらも一安心。

 それでも急変するかもしれないと、この日は一晩中付き添っていました。

 

 

 手術後2日目の昨日も、朝はぐったりしていました。

 それでも食欲はあるので、2~3時間おきに豆乳やリンゴジュースを与え、

 その後30分ほど体をさすって様子を見ました。

 子どもたちが生後1ヵ月とか2か月の頃に授乳していた時を、ふと思い出しました。

 

 昨日よりも状態は快方へ向かっているように見えたので、

 1時に豆乳を与えて私も4時間ほど休みました。

 

 

 術後3日目の今日は、朝から毛づくろいをしていました。

 後ろ脚でしっかりバランスをとって立っていて、あぁ回復してきたなと感じることができました。

 今日も3時間おきにエサを与えてマッサージしましたが、

 昼過ぎには自分でエサ入れのところまで行って固形のエサを食べられるようになりました。

 一時はどうなることかと気が気ではありませんでしたが、

 ようやくホッと一息つくことができました。

 

 

 退院した日は、痙攣が起きる度に手術したことを後悔して半泣き状態でした。

 

 「手術しなかったら痛い思いもさせず、長生きできたかもしれない・・・」

 と、後悔の念をつぶやいていると、

 

 「もし手術をしないまま亡くなったら、手術をしていればもっと長生きできたかもしれないって

  思うんじゃないの?

  どちらの選択をしてもきっと後悔することになると思うよ。

  現時点でベストだと思ったことをやったのだから、それでいいんじゃないの?」

  と主人に言われました。

  あぁ、その通りだと思いました。

 

 昨日、一昨日は心配な状態でしたが、

 今は随分良くなりました。

 

 今日はこの後エサと水を換えて休みます。

 朝までゆっくり眠ることができそうです。

 

 

 

 1時間ほど前のチャールズ。

 ここ数日、本当に頑張りました。

 

  毛づくろいできなかったので、

  口の周りがガビガビになっています。