暑中お見舞い申し上げますカキ氷

 

 

 

 

 

本題に入る前に、

先週末はぐりぐり君様主催の一口オフ会に参加させて頂きました。

今回も豪華なゲストの皆様がいらっしゃって、盛況でしたね。

ぐりぐり君様、幹事の皆様、今回もお世話になりました。

有難うございました。

(女性があまり多くなかったのがちょっと寂しいですね。

 次回はもっと増えると嬉しいです)

 

 

さて、本題の方ですが

競馬には直接関係ない上に(間接的には関係ありますが)、

またまた長文駄文です。

(と、予め御断りさせて頂きます)

 

 

まさか自分がフラッシュバックに悩まされるとは思ってもみませんでした。

 

落馬後、しばらくは馬に乗ることを控えていましたが、

仕事もひと段落したのでコンスタントに乗り始めました。

 

レッスンの後半で、馬にエンジンがかかって良い感じになってくると

思わずブレーキをかけてしまいます。

落馬の瞬間を思い出して軽いパニック状態になるのでしょうか。

 

先日インストラクターさんに、

馬に乗ることに怖さがあるなら、下のクラスでもう一度基本からやり直してみたらどうかと言われてしまい、かなり落ち込みました。

 

落馬した馬場でレッスンしている間は、いつまでも同じことに悩まされそうな気がするし、他のクラブでレッスンを受けた方が良いのかなと

色々と思いを巡らせる日々を過ごしておりました。

 

そんなときにFacebookで拝見した記事がきっかけで、

埼玉にあるプライベートステイブルに、厩舎作業のお手伝いに行ってきました。

 

オーナーの小森恵子さんは、元ベネッセの社長さん。

現在は、シングルミドル女性の自立を支援する会社の代表をされていらっしゃいます。

 

女性の自立支援のひとつ、愛馬と一緒に住める住宅(コレクティブハウス)。プライベートステイブルの敷地内にあります。

家の目の前には馬場。

 

入居条件は、

独身女性であること、

馬(もしくは犬などのペット)を飼っていること。

既婚者も、セカンドハウスとしての利用は可能、

だそうです。

 

以前からネットでこの物件の記事を見て興味を持っていました。

女性の友人同士でセカンドハウスとしてルームシェアしている方たちもいらっしゃると聞いて、女性の馬仲間を探してみようかと思ったりもしました。

(ルームシェアなら、1人あたりの入居費用は月3万円ほどだそうです)

 

 

お手伝いした厩舎にはセントジョージクラスの馬もおり、

小森さんが乗り運動をされていましたが、あまりの美しさに

思わず見惚れてしまいました。

 

こちらには、引退馬協会の仲介でやってきた馬がいました。

響輝(ひびき)という馬です。

以前は警視庁騎馬隊で活躍していたそうです。

(競走馬時代の名前は、ロードシンフォニー)

四足全てが蹄叉腐爛になり、

廃用寸前のところでこちらにやってきたそうです。

現在は、1日1鞍のレッスンに出るくらいで

それ以外の時間は厩舎でのんびり過ごしています。

 

 

厩舎作業をお手伝いする代わりに

小森さんのレッスンを受けることができました。

まあかなりのダメ出しを喰らいましたけど(笑)

基本は大事だと改めて実感しました。

2日間ではありましたが、勉強させて頂きました。

有難うございました!

 

 

こちらで一緒に作業のお手伝いをした女性のお一人が、

千葉で自馬を持たれており、是非乗りにいらしてくださいと

おしゃって下さったので、一昨日行ってきました。

 

その牧場は、リベルタスが繋養されている緑の馬牧場のすぐ近くにありました。どうりで見覚えのある道だなあと思いましたよ。

 

牧場や馬の画像は撮り忘れましたが、牧場のHPがありますので

リンクを付けておきます。

キャロットステーブル

 

元は生産牧場だったそうで、

放牧場の周囲には、周回コースもありました。

牧場のオーナーさんは、船橋競馬で馬を走らせている馬主さんだそうです。

 

こちらには、一口会員にはお馴染みの

”乗馬の”一口馬主制度があります。

 

繋養されている馬の中から気に入った馬を選び、

その馬の共同所有者になります。

現在厩舎には、6頭の一口馬主用の馬がいますが、

それぞれの馬に所有者が1~4名いらっしゃるそうです。

(1頭につき、多くても4名の共同所有者まで、にしているそうです)

 

私にこちらを紹介して下さった女性は、2頭の馬を所有していらっしゃいました。

そのうちの1頭をお借りしてレッスンを受けました。

 

馬の背で揺られながら、馬に乗ることの気持ち良さを感じるところから始め、騎座の確認、そして駈歩までのレッスンを時間をかけて指導して頂きました。

 

レッスン後、厩舎作業のお手伝いをさせてもらいながら、

馬1頭1頭の性格や特徴を教えて頂きました。

 

この子は、白いマスクをした人を見ると怯えるの、とか

この子は背の高い細身の男性が来ると襲いかかるのよ、

など、競走馬時代に何らかの虐待?を受けたことを

うかがわせる馬がいることに心が痛みました。

 

私がレッスンにお借りした馬は、

気分が良いとおしゃべりをするのよ、と言われ

あぁ確かに速歩しているときに、

ブブブッブブッと何か言っていましたっけ。

機嫌よくお仕事してもらえて何よりでした!

 

こちらに、最近やって来た1頭の馬がいます。

もし、私がこちらで馬を所有するならこの馬になると言われました。

 

競走馬名は、

メイクアダッシュ

最初は中央で走っていましたが、その後園田競馬場から高知競馬場へと移り、13歳まで現役を続けました。

戦績は137戦18勝。よく頑張りましたね。

 

この馬には熱心なファンが沢山いらっしゃり、

そのうちのお一人が、メイク引退の報を聞き、

馬主さんからメイクを買い取り、引退馬協会に引受先を探してくれるようにと依頼されたそうです。

(買い取ったご本人は乗馬をされないので、所有はしないのだそうです)

 

メイクはとても涼やかな眼をしていました。

私が話しかけると、耳を傾けながらじっと私の様子を見ていました。

賢い馬だなあというのが第一印象でした。

 

最近馴致を始めたばかりなので、

乗ることが出来るようになるのは少し先になりますが、

取りあえず、所有者になりたいと仮予約をしました。

実際に乗ってみて、自分に合わないと思ったらキャンセルしても構わないそうです。

まあこの子なら、あっという間にオーナーさんがつくと思います。

 

もし乗馬の一口馬主に興味がある方がいらっしゃれば、

是非ご一緒にメイクのオーナーになりませんか?

 

長くなってしまったので、詳細は書きません。

メイク君は、病気らしい病気も、怪我らしい怪我もなく

13歳まで頑張ってきました。

これからは、ゆっくりのんびり過ごして下さい。

 

熱心なファンがいて、メイク君は幸せですね。

ほとんどの馬は、引退したらお肉屋さんへ直行だそうですから…。