誰も信じてくれないのよ(笑)
そうは見えないから だよね
今はね
でもね、
2008年のことなんだ
今から10年前だ
そんなに、、、昔じゃないよね
去年、調べ物をしていて、鬱病の自己診断っていうのがあって、当時のことを思い出してやってみたんだ。そしたらね、、、、、
満点だったの
驚いたわ
何が驚くって、自己診断ができていなかったってことだから。パニック障害だとも思ってはいなかった。当時はね。
理想と現実との狭間に落ちて心神喪失になったのね。全身に疲れがたまって抜けない。ぜんぜん眠れないんだ。なんでこんなに疲れているのに眠気が来ないんだろうって不思議に思っていた。だから睡眠薬を飲んでいた。でもビビリだから一番弱いのを飲んだ。弱いから途中覚醒する。夜中に起きてしまうと不安に襲われ、未明に再び睡眠薬を飲んだりすると、朝が起きられない。ヘロヘロで病院へ行く。すると、病院の入り口が見えた途端に、えずきを伴う強烈な吐き気と、なんだか分からない猛烈な寒気と、なんとも言えない目眩に襲われる、いわゆるパニック発作に見舞われた。日によって引き金になる場所が違った。病院の玄関、エレベーターの扉、自室の扉。共通点は扉かも。で、抗不安薬も飲み始めた。すると、ますます薬でヘロヘロになっていった。一日中ね。 ここをあんまり書くと、泣くな、こりゃ。あぶない。
眠れない → 睡眠導入剤 → 増える → ヘロヘロ → 眠れない → 睡眠導入剤 & パニック発作 → 抗不安薬 → 増える → ヘロヘロ → 抗不安薬 → 発作 → 抗不安薬
負のスパイラル.....
このスバイラルに入ると自力で抜け出すことはできない
嵐のただ中でずぶ濡れになって暴風雨を耐えているような感覚なんだと思う
でも、
端から見るとね、
ただの暗いおじさんなんだ、、、
当時の自分でも鬱かなあとは思っていた。自己診断で半鬱だと思っていた。でも、本物の鬱病だったんだ。それを知るのは何年も後。何もやる気が起こらない。自分という感覚が無かった。視界がテレビ画面の様だった。目に映る光景が他人事だった。病院にいて、殆ど働けていなかったから、もの凄い給与泥棒だった。それが自己嫌悪となり、自己批判、自己否定にもなった。生きているのも面倒くさくなった。死んだ方が楽だと常に考えていた。駅のホームで猛スピードで入ってくる電車を見ながら「一歩だよね」っていつも考えて眺めていた。医者だから確実に死ねる方法は知っていた。自殺で家族に保険金が入るのかも調べたりしたけど、保険会社には電話ができなかった。ともかく、何処で何をやろうと、誰にも迷惑をかけずに自らが死ぬ方法を見つけられなかったんだ。で、積極的に死ぬのをやめた。過労死にしようと思った。あ、泣けてきた。だめかも、、 (中断)
渦中編につづく・・・
あ、
あのね、
宣伝みたいだけど、「あなたが信じてきた医療は本当ですか?」という本に、自叙伝が挟み込まれています。良かったら、読んでみてね。今の私が作られていく葛藤が描かれているエッセイ本なんです。そこに描かれていない部分を、少し上に書いてみたのね。
実は。本屋さんでは医療健康分野に分類されているんだけど、内容的にはエッセイなんですのよ。過去を振り返り、現代医療を笑い飛ばし、明るい未来も描いている本なの。
がんの方には医療の本当の姿を知ってから治療を受けて欲しいし、現代医療ではない選択肢も世の中にはあることも知って欲しい。そして、自分の中の治ろうとする潜在能力を過小評価しないで欲しいのね。両面を知った上で人生の選択をして欲しいのです。
健康な人も、病気の人も、悩んでいる人も、いろーんなみなさんに読んでもらいたいな
《評論社から出版されています》
*ネット通販でも買えますが、地元の書店を応援するために、敢えて書店注文をして頂くのは如何でしょうか。