以前の報道によれば、
従来の小児甲状腺癌の発症率は100万人あたり、1-2人だったとある。2-3人という記載もあった。福島では100万人あたり、310人と発表された。2014年5月現在

多く見積もって300倍、少なく見積もっても100倍の発症率である。
この数値、一時は騒然となった。
報道ステーションでも熱く討議されていた。

そして、

公式見解は「積極的な検査を行ったため、従来発見されなかった症例が発見されたためである」となっている。

ボーッとしていると鵜呑みにしてしまう。
私もボーッとしていた。
1年間もボーッとしていた。

そんなある日、Facebookでこの記事がリピートされていて、はたと気づいた。あれ? おかしい。

簡単にすると下図のようになる。


積極的に検査をして、積極的に甲状腺癌を発見した。
となると、、、
いままで積極的に検査しなかったので、全国的に、潜在的に、今までの100~300倍の甲状腺癌の子供がいた ということになる。

苦しい。
非常に苦しい説明だ。

言い方を変えれば、大多数の甲状腺癌の子供は発見されずに元気に暮らしていたということになってしまうではないか。

更に、
「継続的に甲状腺の検査をしていく」という。

この検査の前提はなにか?
「発癌の発見率を知る」である。

国も医大も発癌するであろう前提が存在することを分かっている。しかし、たとえこの先に甲状腺癌が発見されても発表はしないだろう。あるいは上記のような、分かったような、それらしい説明をするのであろう。日本は煙に巻くのが上手である。国民は煙に巻かれるのが上手である。甲状腺以外の発癌についても因果関係はないというようなもっともらしい説明をするのであろう。

チェルノブイリ事故後の死亡率上昇に対する説明はこうだった。「ストレスなどの災害関連死」だと。日本でも既に同じ説明がなされているのは周知の事実。意地でも放射性物質との因果関係は認めない。認めたら補償問題が堰を切って押し寄せるから、認めることは難しいであろう大人の事情は分かる。。。

では、改めて、放射性物質が安全か? と問われたら、NOとしか答えようがない。病院の中には放射線管理区域という文部科学省の定める区域がある。これは法律である(Wikipedia参照)。

なぜ、法律でその区域が必要なのか?
危険性が有るからである。
安全なら不要な法律だ。

しかも、レントゲンを撮影するとき、技師は急いで外へ逃げて行くではないか。1人にされて、被曝写真を孤独に撮影しているではないか(必要ならやるしかない)。技師はほんの僅かな被曝でも危険だと思っているから逃げていくのでしょ? ボーッとレントゲン室のドアの前にはってある黄色い注意書き(下図)を眺めている場合ではない。

摘出した臓器の線量分析をすれば因果関係も少しは分かるであろう。でも、発表されてはいない。検査をたくさんして発見したから放射性物質とは関係が無いという説明に納得していてよいのだろうか。




着々と再稼働の申請は続いている。
国民の節電意識も薄らいでいる。
電力買い取りも制限している。
国の思う壺にはまっている。

漠然とした不安は日本中に蔓延している。。。
諦めムードも漂っている。。。

でも、

長年EMを使ってきて、映画の「蘇生」を観て、つくづく思うのは微生物が今の地球環境を作ってきたのだなあと。その作り上げられた世界に我々は生きていけるのだと。変化した環境にも微生物は反応してくれるのだと。水俣病で問題となった有機水銀汚染に対して、水銀を食べる菌が発見されたように、放射能をエネルギーとする光合成細菌などが放射能汚染環境を浄化してくれるであろう期待を抱かずにはいられない。というか、実績が出ているので期待をすべきである。

そして、人体への内部被曝に対しても、環境への放射性物質汚染に対しても、微生物資材が役に立つ事が分かっているのであれば、積極的に使うことを考えて欲しいと思うのです。科学的に立証できるまで待てないです。エビデンスなんて100年後でもいい。今が問題なのだ。長崎の原爆症が軽かった理由が発酵食品(味噌)だった可能性も既に指摘されている。

何とかなる可能性があるなら、やってほしい。もう、今は個々でやるしかないです(既にボランティアがずっと動いてますが、まだまだ不足気味)。EMの技術は公開されています。すぐに誰もが使える。ならば使ってみようよ。まあ、微生物資材ならEMじゃなくてもいいですから。線量が減りさえすれば、それでいいですから。内部被曝が低減されれば、それでいいですから。

不安に怯えて暮らすより、可能性のある行動を。

先ずは映画館へ!
渋谷アップリンクhttp://www.uplink.co.jp/movie/2015/36068
大阪シアターセブンhttp://www.theater-seven.com/2015/movie_sosei.html
名古屋シネマスコーレhttp://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/home.htm

映画「蘇生」予告編2分⇒ココ
映画「蘇生」完成披露試写会映像⇒ココ



この映画は自主上映も可能なはずなので、ご興味のある方は、是非、連絡してみて下さいませ。
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